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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師のライフスタイル

2024.04.05

パート薬剤師と派遣薬剤師、子育てと両立させるならどっちがお得?

子供とほほ笑むママ
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薬剤師には正社員、契約社員、派遣社員、パート社員など、さまざまな働き方があります。子育て中のママ薬剤師にとって、両立させるための働き方は求人を見る際の重要なポイントでしょう。今回は、パート薬剤師と派遣薬剤師、どちらを選ぶか検討するために、それぞれのメリットや懸念点を紹介します。

パート薬剤師で働くメリット

パート薬剤師は、週に3回、1日4時間といった柔軟な働き方が可能です。子育てと仕事を両立し、バランスよく働きたい方にぴったりな働き方といえるでしょう。パート薬剤師の仕事は、正社員の薬剤師と同じものが多く、調剤薬局では主に調剤業務や服薬指導、薬歴管理などの業務を担当します。パートの給与は基本的に時給制であり、残業や休日出勤、店舗異動はほとんどありません。

パート薬剤師なら、出産や育児によるブランクがあっても働きながら仕事に慣れていくことができます。たとえば、薬剤師経験が浅く、仕事復帰に自信がない場合でも丁寧に指導してもらえる可能性があります。また、パートは無期雇用なので長期間同じところで働ける可能性があり、将来的に正社員をめざせる職場もあります。慣れた環境で長く働きたい人、人間関係や生活のリズムを変えたくない人にも向いています。

パート薬剤師で働く懸念点

「キャリアを積んでいきたい」「責任のある仕事をしたい」という希望があれば、パート薬剤師での働き方はもの足りないかもしれません。そのような場合は、「子どもが大きくなるまで」「今はこの働き方がベスト」など、期間の設定や気持ちの整理が必要になります。

また、他の働き方に比べて時給が低い傾向にあり、賞与や退職金がないため、高収入は難しいかもしれません。とはいえ、薬剤師の仕事は他の職種のパートに比べると時給は高く、年収によっては税金や社会保険料の負担が発生することを覚えておきましょう。

たとえば、年収が103万円を超えると所得税がかかり、130万円を超えると社会保険へ加入する必要が出てきます。また、106万円から社会保険に加入しなければならないケースもあります。

さらにパート・アルバイトとなると、正社員と同じ福利厚生を受けられないケースがあり、職場によっては希望する勤務時間に働けないこともあるようです。子どもが保育園や幼稚園に行っている時間は人気のある時間帯のため、採用のハードルが高い傾向があります。

派遣薬剤師で働くメリット

派遣薬剤師はパートと同じように希望の時間に働くことができるのに、パート薬剤師に比べて高時給で働けるのがメリットです。パート薬剤師の平均時給は2,500円程度、派遣薬剤師の平均時給は3,000円程度であり、短時間で効率的に収入を得たい人に最適です。

また、派遣薬剤師は勤務する曜日や時間帯、エリアを限定して就業できます。他の店舗に異動になるリスクがなく、家庭と仕事を両立しやすいのもうれしいポイントです。契約上の仕事のみに対応するため、余計な仕事を押し付けられたり、残業を強要されたりすることはありません。

また、パート薬剤師とは違い、派遣薬剤師は派遣会社の福利厚生などサポートが受けられるのも魅力です。子どもがある程度大きくなり、パートより長時間働けるようになったママ薬剤師にも人気の働き方です。

パート薬剤師の場合は、トラブルがあった際に自分で解決しなければなりませんが、派遣薬剤師は派遣会社が間に入ってくれるので安心です。子育てとの両立でストレスを溜めたくない人は、サポート体制の整っている派遣薬剤師が向いています。

派遣薬剤師で働く懸念点

派遣は即戦力として求められるケースが多いため、ブランクの長い人は不安に感じるかもしれません。薬剤師としての高いスキルも求められます。また、派遣での同じ職場の就業は原則として3年となっているため、契約更新の時期になると新たな職場を探す必要があります。

派遣薬剤師の業務は主に投薬や監査です。どの薬局も同じやり方のため、スムーズに仕事が行える一方で、同じ仕事ばかりでモチベーションが上がらない可能性もあります。そういった職場を避けたい場合は、在宅訪問業務を行なっている薬局や一人薬剤師の職場を選ぶのもひとつの方法です。

アプロ・ドットコムで自分に合った働き方を選ぼう!

今回は働くママ薬剤師に、パート薬剤師と派遣薬剤師のメリットと懸念点を紹介しました。結論からいうと、それぞれの置かれている状況によって、派遣とパートのどちらがいいかは変わってきます。時給は安めでも、長く働けて柔軟性があるパート薬剤師。時給は高めでも、同じ職場で長期勤務がしにくい派遣薬剤師。より自分に向いている働き方を選ぶのが正解といえるでしょう。

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