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薬剤師のライフスタイル
2026.01.14
トラベル薬剤師に向いているタイプとは?「旅が好き」「人が好き」「変化が楽しい」
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- 住居付き
日本全国の住居付き派遣求人で働く「トラベル薬剤師」という働き方を、ご存じでしょうか。地方の薬今、全国の地方都市や離島を旅しながら、地域医療に貢献する「トラベル薬剤師」という働き方が注目を集めています。「もっと自由に働きたい」「違う環境で薬剤師として成長したい」と考えている人には、興味がある働き方かもしれません。とはいえ、「旅が好きだけど、仕事との両立は難しい」と、一歩が踏み出せない薬剤師の方々も少なくないようです。
この記事では、トラベル薬剤師の働き方や魅力について解説するとともに、どんな人におすすめなのかを紹介します。ぜひ新しい一歩を踏み出すきっかけにしてください。
目次
トラベル薬剤師とは地方と都市をつなぐ新しい働き方
トラベル薬剤師とは、薬剤師不足に悩む地方や離島の薬局に期間限定で勤務する派遣薬剤師のことです。住居付きの求人が多く、家具や家電が揃ったマンスリーマンションやビジネスホテルが用意されるため、引っ越しの手間や初期費用を最小限に抑えられます。
勤務期間は最短で1ヵ月から、一般的には3ヵ月から6ヵ月程度です。気に入った場所であれば延長することも可能で、正社員として転職できるケースもあるようです。仕事と旅を両立しながら、働けるのが最大の特徴です。
トラベル薬剤師が注目される理由
大都市に比べ、地方都市では繁忙期や欠員時に即戦力となる薬剤師を確保できず、地域医療の維持に苦労している薬局は少なくありません。またコロナ禍を経験し、長時間労働やストレスから解放され、より自由で充実した生活を求める動きも強まってきています。
加えて、さまざまな環境で経験を積むという働き方が薬剤師のスキルアップにつながるという認識も広がってきたことで、トラベル薬剤師がキャリア形成の新しい選択肢として評価されてきています。このような理由から、短期の契約で働くトラベル薬剤師が注目されているのです。
トラベル薬剤師で働くメリット
地方の派遣薬剤師求人では、時給3,000円から4,000円以上の条件も少なくありません。また住居付きの場合が多く、家賃負担がないことで、収入の多くを貯蓄や趣味に回せます。正社員と比べても年収が1.5倍から2倍になるケースもあるようです。また、残業がほとんどなく定時で帰れることがおおいため、充実したプライベートも期待できるのもうれしいところでしょう。
各地を巡りながら働くので、旅行では見えてこない土地の魅力や人々の温かさに触れる機会が多いのもメリット。職場でも地域でも新しい出会いが多く、人やその土地とのつながりができるのも魅力です。さまざまな地域の薬局で働けるため、幅広い分野の知識を得られ、多彩な経験が積めます。
さらに、派遣薬剤師は即戦力が求められるので、手際の良さと正確さが磨かれ、どんな環境でも対応できる実践的なスキルが身につくでしょう。大都市での生活に疲れた人には、自然豊かな環境での生活が心身のリフレッシュにつながるかもしれません。
トラベル薬剤師に向いている人とは
具体的に向いている人を詳しく解説していきましょう。
「旅が好き」=新しい土地への好奇心が強い人
トラベル薬剤師に最も向いているのは、なんといっても旅行好きな人でしょう。ただし、ここでいう「旅好き」とは単に観光地を巡るのが好きということだけではありません。知らない土地で生活することへの好奇心、その土地ならではの文化や人々に触れることへの興味、環境の変化を楽しめる柔軟性を持っていることが重要です。
旅行では数日しか滞在しない場所に、数ヵ月単位で住むことになります。そこには旅行では味わえない、その土地の本当の魅力を発見する喜びがあります。地元の人しか知らない名店を見つけたり、季節ごとの風景の変化を楽しんだり、地域のイベントに参加したりと深い体験ができるでしょう。こうした日々の発見を楽しめる人は、トラベル薬剤師の生活を心から満喫できる人です。
さらに日本各地を巡ることで、自分の視野が広がります。それぞれの地域には独自の歴史や文化があり、人々の暮らし方もさまざまです。多様な文化に触れることで人生観が豊かになり、物事を多角的に見る力も養われます。
「コミュニケーションが好き」=人との繋がりを大切にする人
トラベル薬剤師として成功するには、コミュニケーション能力がとても大切です。新しい職場に入るたびに、初めて会うスタッフや患者様と関係を築いていく必要があるからです。短期間で信頼関係を築き、チームの一員として機能するためには積極的にコミュニケーションを取る姿勢が求められます。
地方の薬局では人との距離が近いケースが多いようです。患者様も顔なじみが多く、待合室で世間話をしたり、雑談をしたりなど、交流が多くなるでしょう。このような環境を心地よく感じ、人との交流を楽しめる人は地方での仕事を充実したものにできます。
また、地域のコミュニティに溶け込む姿勢も必要です。薬局のスタッフから地元のおすすめスポットを教えてもらったり、地域のイベントに参加したりすることで、その土地での生活がより充実したものになります。人との出会いを大切にし、短期間でも深い関係を築ける人は、トラベル薬剤師として大きな充実感を得られるでしょう。
「変化を楽しめる」=新しい環境に適応力がある人
数ヵ月ごとに勤務地が変わるということは、常に新しい環境に適応しなければなりません。薬局ごとに異なるシステムや業務フロー、処方箋の傾向を学び直し、新しいスタッフとの関係を作る必要があります。これを負担と感じるか、チャレンジと捉えられるかで、トラベル薬剤師としての適性は大きく変わるでしょう。
変化を楽しめる人は、毎回の新しい環境を成長の機会と捉えます。異なる薬局で働くことで、さまざまな業務の進め方を学び、自分に合った方法を見つけていくことができます。また、それぞれの土地の特性を活かした医療の在り方に触れることで、薬剤師としての視野も広がります。
新しいことに触れていくなかで、自分自身の適応力や問題解決能力も磨かれます。最初は不安な新しい環境でも、経験を重ねるごとに自信を持って対応できるようになるでしょう。薬剤師としてのキャリアだけでなく、人生全般において自己肯定感を高められ、充実感を得られるはずです。
「自由を満喫できる」=ライフスタイルを自分の意思で選択したい人
トラベル薬剤師の大きな魅力のひとつは、自分で働く時期や場所を選べること。数ヵ月働いて貯金をしたら、しばらく休んで海外旅行に行くといったライフスタイルも可能です。実際に、「半年間働いたら、3ヵ月は世界を旅する」というサイクルで生活している薬剤師もいます。他にも、長期の海外旅行、資格取得のための勉強期間、趣味に没頭する時間など、さまざまなことにチャレンジできます。
さらに季節によって働く場所を選べるのも魅力。寒い冬は温暖な南で働き、夏は涼しい北の地域で過ごす、または、冬はウィンタースポーツを楽しむために北で働き、夏はマリンスポーツを楽しむために南で働くといった働き方も可能です。自分の価値観に沿って、仕事とプライベートのバランスを決めたいという人にはぴったりの働き方でしょう。
「引っ越し・ひとり暮らしがラク」=身軽な生活を楽しめる人
トラベル薬剤師は数ヵ月ごとに引っ越しをすることになるため、荷物を最小限になりがちです。シンプルな生活を好む人にとっては、この身軽さが快適かもしれません。必要最低限の荷物だけで暮らすことで、物に執着せずに精神的にも自由に生活できます。住居付きの求人では家具や家電が揃っているため、スーツケースひとつで新しい生活を始められます。
また、知らない土地にひとりで生活することに不安を感じず、むしろ自由な時間を楽しめる人はトラベル薬剤師の生活を楽しめるでしょう。料理や洗濯などの家事が楽しめる、自炊で節約したい、という人も向いています。
「高時給・高収入がモチベーション」=明確な目標やめざすものがある人
高時給で効率的に稼ぎたいという明確な目標がある人も向いています。将来のための貯金、海外旅行の資金、住宅購入の頭金など、具体的な目標があれば、多少の困難も乗り越えやすくなります。
住居費がかからないことに加え、地方では都市部ほど娯楽にお金を使う機会も少ないため、自然と貯金は増えていきます。数年間トラベル薬剤師として働くことで、まとまった資金を作ることが可能です。
ただし、お金だけが目的になってしまうのはあまりおすすめできません。高収入を得られることをモチベーションにしつつも、その土地での経験や出会いを大切にする姿勢が、長く続けるためには大切です。
「人に喜ばれる仕事がしたい」=地域医療に貢献したい人
薬剤師不足に悩む地方の薬局にとって、トラベル薬剤師の存在は大きな支えです。トラベル薬剤師が地方で働くことで地域の医療が守られ、患者様が安心して薬を受け取ることができます。この「必要とされている」という実感は、仕事のやりがいにつながります。
地方の薬局では患者様との距離が近く、一人ひとりの顔を覚えて地域医療に関わることができます。都市部の忙しい薬局では難しい、丁寧な服薬指導や健康相談ができることも、薬剤師としての充実感につながるでしょう。
また他のスタッフから感謝されることも多くあります。人手不足で困っていたところに来てくれた、おかげで助かったという言葉をもらうことは、大きな励みになります。人の役に立つことに喜びを感じる人、さらに地域医療に貢献したい人にとって、トラベル薬剤師はやりがいのある働き方です。
向いていない場合もある
魅力が満載のトラベル薬剤師ですが、全ての人に向いているとはいえません。安定や収入を何よりも重視する人、新しい環境への適応に大きなストレスを感じる人、長期的にひとつの組織でキャリアを築きたい人には向いていないといえるでしょう。
専門性を追求するなら、特定分野に強い職場で継続的に経験を積む方が効率的です。また、家族との日常的な関わりを最優先したい人、特に小さな子どもがいる家庭では、地方への長期滞在は難しい場合もあります。
トラベル薬剤師になるためのステップ
トラベル薬剤師に興味が出てきたら、次はどうすればトラベル薬剤師として働けるのかが気になるところでしょう。ここからは、トラベル薬剤師になるためのステップを紹介します。
情報収集と自己分析からスタート
トラベル薬剤師をめざす第一歩は、十分な情報収集です。まずは薬剤師専門の派遣会社のウェブサイトをチェックし、トラベル薬剤師の仕事内容、勤務期間、時給相場、勤務地の傾向などを把握しましょう。あわせて、実際にトラベル薬剤師として働いた人の体験談やブログ、SNSの投稿などを読むことで、リアルなイメージを持つことができます。
同時に、自分自身の適性についても冷静に考えてみましょう。新しい環境に馴染むことが苦にならないか、短期間で職場のルールを覚えることができそうか、生活拠点が変わることに不安はないかなど、自分の性格や価値観と照らし合わせてみましょう。この段階で「自分はどんな働き方をしたいのか」を言語化しておくと、求人選びがスムーズになります。
派遣会社への登録と退職準備を進める
次に、薬剤師専門の派遣会社への登録です。トラベル薬剤師の求人は派遣会社を通じて紹介されるケースがほとんどなので、登録は必須です。希望する勤務地、勤務期間、時給、住居の有無などの条件をできるだけ具体的に伝えましょう。担当者との相性も重要なポイントです。相談しやすく、こちらの希望をしっかり汲み取ってくれるかどうかも確認しましょう。
現在の職場を退職する際は、退職の意思は余裕を持って伝え、引き継ぎを丁寧に行いましょう。薬剤師業界は意外と狭いため、良好な関係を保っておくことが将来の選択肢を広げることにつながります。
初回勤務は無理のない条件で挑戦する
初めてトラベル薬剤師は、いきなり遠方や環境の厳しい地域を選ぶのではなく、比較的自宅から近いエリアや生活しやすい地域を選ぶのがおすすめです。契約期間も、まずは1ヵ月、3ヵ月程度の短期から始めることで、負担を抑えられます。
また、住居付き求人の場合は、家具・家電・インターネット環境など、何が用意されているのかを事前に確認しておきましょう。必要な持ち物をリストアップしておくと、引っ越し後のストレスを減らせます。
最も大切なのは、新しい環境に対して柔軟でオープンな姿勢を持つこと。わからないことや困ったことがあればひとりで抱え込まず、派遣会社の担当者に相談しましょう。サポート体制を上手に活用することで、安心してトラベル薬剤師としての第一歩を踏み出すことができます。
「アプロ・ドットコム」で理想のトラベル薬剤師デビューを
トラベル薬剤師という働き方は、地方の医療を支えながら、自分自身も成長し、人生を豊かにする新しい選択肢です。もし今の働き方に疑問を感じているなら、あるいはもっと自由に薬剤師として活躍したいと思っているなら、理想的なキャリアパスになりえます。
薬剤師業界に特化し、25年以上の実績がある「アプロ・ドットコム」には、トラベル薬剤師に関する知見があるため、希望条件をお聞きしながら最適な求人を紹介できます。日本各地で必要とされながら、自分らしいキャリアを進んでみたい方は、ぜひご相談ください。