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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師のライフスタイル

2024.03.19

正社員転職をめざす薬剤師のための好印象を与える自己PR術

面接を受ける女性
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薬剤師資格さえあれば、転職先は選び放題という時代は残念ながら終わりました。

薬剤師の増加、薬局の経営状況の悪化により、薬剤師の転職市場は買い手有利になってきています。

正社員転職の成功のポイントとして、面接対策があります。

コロナ禍以降、薬剤師の正社員転職は、採用基準が厳しくなっているといわれますが、どのような点に気をつけたらよいのでしょうか。

自己PRが合否を左右する

面接では志望動機も重要ですが、自己PRも合否を左右する大切なテーマです。

ポテンシャル重視の新卒採用と異なり、中途採用では即戦力が求められます。

採用担当者は強みや経験を活かしてどのように活躍してくれるのか、会社に貢献してくれるのかという視点で採用するかどうかを判断しています。

採用担当者は限られた時間と情報で、求職者の適性や人柄を判断しなくてはならないため、わかりやすく、簡潔に伝えることが重要です。

採用担当者のチェックポイント

次の2点を採用担当者は合否の判断基準にしています。

どちらの視点も求職者が職場で十分に実力を発揮し、長期間働いてくれるかがポイントです。

・職場に貢献できる能力があるか

持っている能力や経験が仕事内容にマッチするかは重要な判断基準です。

ポジションに対して能力が不足していると、育成に時間がかかるため敬遠されがちです。

また、能力や経験、実現したいことが業務とあまりにもかけ離れている場合も、入社後に「予想と違った」といって短期間で辞めてしまうことを恐れ、避ける傾向にあります。

事前に企業研究を行い、自分の強みや経験と応募する職場の業務内容・めざす人材像がマッチするかを確認しておきましょう。

・職場の雰囲気に合うか

職場には、それぞれ独自の雰囲気や文化があるものです。面接での会話を通して、採用担当者は職場の雰囲気にあうか、一緒に働きたいと思えるかもチェックしています。

能力が見合っていても、雰囲気に合わない場合はお互いに働きにくいと感じるためです。

好印象を与える自己PR作成のコツは自己分析と企業研究

自己PRをまとめようと思ったら、まずは自己分析から始めましょう。

職歴、経歴、経験を全て書き出し、自分の強みを見つけ出します。

数字を使って具体的なエピソードを書き出しておくと、自己PRをスムーズにまとめられます。

次に応募先の企業研究を行います。業態、仕事内容、求める人材像、今後の展望などを確認しておきましょう。

その後、自己分析で見つけた自分の強みの中から、企業にとって魅力的、即戦力と判断してもらえるものをピックアップします。

複数の企業に応募する場合、自己PRを使いまわすのはNG。

企業の求める人材像、活躍の姿と自分のキャリア像がずれてしまうため、好印象を与えられません。

また企業研究を疎かにしていることも気づかれてしまいます。働きながらの転職活動は時間がないため大変ですが、転職成功のためには気を抜かないようにしましょう。

強い自己PRのまとめかた

面接の時間は限られています。自分の魅力を強くアピールするためには次のような構成が効果的です。

・最初に自分のアピールポイントを端的に述べる

自分の強みを最初に述べることで、どのように話が展開していくのかが予想しやすくなり、採用担当者に好印象を与えられます。

・アピールポイントの根拠を伝える

根拠がない場合、納得できない、信用できないと思われてしまいます。

たとえば、「協調性があることが強みです」と言われても、どの程度なのかわかりません。

強みを証明できる具体的なエピソードを語り、客観性を加えます。

「○名の患者さまからかかりつけ薬剤師の指名をいただいた」「売上○倍アップを実現させた」といった具体的な成果の数値があると説得力が増します。

・活躍している様子をイメージさせる

経験やスキルを活かして、職場にどのような良い影響を与えられるか、貢献できるかを具体的に語り、働いている様子を採用担当者にイメージしてもらいましょう。

業種ごとのアピールポイント

調剤薬局では対人業務へのシフトが進んでいるため、患者様とコミュニケーションをとる機会が増えています。

また、少人数の薬局では薬剤師同士のコミュニケーションも重要です。

相手のニーズをくみ取ることが得意など、コミュニケーション力の高さをアピールすると好印象を与えられるでしょう。

ドラッグストアでは、コミュニケーション力に加え、売上に貢献できる、幅広い業務に積極的に取り組める姿勢が好まれます。

病院では医師や看護師など他職種と関わる機会が多いため、チームで活動した経験は強みになるほか、専門医療を学ぶ姿勢も求められます。

いずれの場合も正社員には将来、管理薬剤師や店長、エリアマネージャーといったマネジメント業務を行うことが期待されます。

マネジメントやリーダーとしての経験がある場合は、強みとしてアピールするとよいでしょう。

経営への興味がある場合は伝えておくと、管理職候補として採用されるかもしれません。

自己PRの作成に悩んだら「アプロ・ドットコム」に相談を

働きながら転職活動をする人が多いなか、自己PRをひとりで作成するのは大変です。

また、作成した自己PRで好印象を与えられるかわからないという人も多いでしょう。

そのような時は薬剤師の転職支援に25年以上の実績があるアプロにご相談ください。

自分のアピールポイントがわからないという段階でもOK。

経験豊富なキャリアアドバイザーとの会話のなかで、自分では気づかなかったような強みに気づけるかもしれません。

アプロでは、正社員だけでなく、派遣やパートの求人も同じキャリアアドバイザーが提案します。

ヒアリングの内容から、あなたのキャリアを実現するために最適な雇用形態、職場を提案するので、最適なキャリアを築くことができます。

サポートに興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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