Last Updated on 2022年5月5日
高時給で働けることが大きなメリットの派遣。
今回は実際には派遣で働いた方の体験談をご紹介します。
「派遣は気になるけどイメージがつかない」「あまり良いイメージがない」という方に、ぜひ見てほしい内容となっています。
掛け持ちで単発求人で働く
病院で働く男性薬剤師のRさん。
病院で働きながら、掛け持ち勤務で単発求人を活用しています。
Rさんが初めて単発勤務をしたときの実際の体験談を聞くことができました。
「単発勤務をやったことがないからなんか不安」という方は
ぜひRさんの体験談を参考にしてください。
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<Rさんのプロフィール>
・年齢:31歳
・性別:男性
・ご家族:独身
・お住まい:東京都練馬区
・職歴:調剤経験約3年以上(病院)
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<Rさんが勤務した薬局>
・勤務地:東京都練馬区
・科目:小児科・内科
・期間:12/5(土)、6(日)、12(土)、13(日)
19日(土)、20日(日)
・時給:3300円
・時間:9:00~13:00(4時間勤務、休憩なし)
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動機・決め手
メインの勤務先があってどうしても平日は休めないので、勤務日が掛け持ち勤務のできる土日で働きやすかった、というのがこの求人に決めた大きな理由ですね。
「単発求人プレミアクラブ」のメールでこの求人のことを知りました。
曜日の都合が良かったことと、時給が高かったことからこちらで勤務することにしました。
勤務実態・就業時間
投薬業務とレジをやりましたが、全体的に忙しかったですね。
患者様が多かったです。
1日100枚はさすがになかったような気がしますが、土曜日が薬剤師3人で、日曜日は薬剤師2人でした。
でも、日曜日も土曜日と同じくらい患者様がいらっしゃったので、日曜日は特に忙しかったです。
科目・枚数
門前がクリニックで、小児科と内科が主でした。
40日くらいの処方箋を持って来られる方もいらっしゃいましたが、そこまで難しい処方箋はなかったですね。
お店の雰囲気・人間関係
深く関わってはいないので、人間関係がどうか、というのはなかなかわからないですが、悪くはなかったです。
管理薬剤師が女性の方だったので、投薬をする場所なんかもとてもキレイにされていて、働きやすかったですね。
全体的に整理されているな、という印象でした。
勤務後の感想
やってみてよかったです。
高時給で収入が増えた、というのはもちろんですけど、それ以外にも職場で仲良くしてくださった薬剤師さんとつながりができました。
普段は病院で働いているので、雰囲気が違ってリフレッシュできました。
やってみる前は、不安はゼロではなかったですが、一人薬剤師ではないことはわかっていましたし、そんなに抵抗はなかったですね。
高額派遣求人をやってみたことがない方へ
「時給」というものがどうやって決まっているのかがわからないから、極端に時給が高い求人は不安になるんだと思います。
でも、私は時給の決め方って、派遣会社に依るところが大きいんじゃないかな、と思うんです。
そうなると、時給と薬局の実態が必ずしも一致するわけじゃないのかなぁと。
つまり、異常に忙しいから時給が高いわけではないというか。
だから結局、「やってみないとわからない」と思います。
なので、迷っている方は1回はチャレンジしてみてもいいんじゃないかな、と思いますね。
派遣時給の決まり方って・・・?
Rさんのように「これだけ時給が高いってことはかなり忙しい店舗なんじゃないか・・・」「実は一人薬剤師の求人だったりして・・・」と、不安に思っている方のために、派遣時給の決まり方を簡単に説明します。
まずおさえておくべきは、派遣時給には「本人時給」と「請求時給」があるということです。
本人時給
派遣勤務した薬剤師さんが受け取る時給です。
求人表に記載されている時給だと考えてもらえれば問題ありません。
アプロでは、請求時給の60.6%を勤務していただいた方へ本人時給としてお渡ししています。
では、残りの約40%は、すべてアプロの利益なのでしょうか?
決してそうではありません。
具体的にどのようなコストがかかっているのか見ていきましょう。
請求時給
上の図から分かるように、本人時給の次に大きな出費は社会保険料です。
週30時間以上、2ヶ月を超える派遣契約の場合、社会保険の加入が義務付けられています。
社会保険の費用は全体の13.1%を占めています。
しかし、単発派遣の場合は社会保険に加入する必要がないのでこの費用は必要ありません。
そのため、通常の派遣勤務よりも高時給で働けることができるのです。
請求時給の2%を占めている「スタッフ教育研修費」についてご説明します。
2015年に派遣法の改正が行われたことで、派遣スタッフのキャリアアップ支援が義務化されました。
アプロでは、薬剤師さん向けのキャリアアップ講座として医学の基礎やコミュニケーション、症例検討実践学などを受講することができます。
導入費用は派遣会社が支払うため派遣薬剤師さんはすべての講座を無償で受講することができます。
その他にも、有給休暇の引当金などや、募集費用などを足したものが請求時給になります。
もちろん、時給を決めるときに就業先の薬局の忙しさや薬剤師さんに求められるスキル・経験が大きく関係するのは事実です。
しかし、派遣時給の決まり方を知っておくことで「忙しい店舗ほど時給が高くなる」というのは間違っているということを理解していただけたのではないでしょうか。
アプロ・ドットコムでは派遣求人をたくさん取り扱っています。
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