ママ薬剤師の働き方は単発派遣がベスト!?

男性薬剤師と女性薬剤師の写真

女性の薬剤師さんの中には
妊娠や出産によってブランクができてしまうことを
心配している方がたくさんいらっしゃいます。

お子さんが成長したらフルタイムでバリバリ働きたい、

正社員に復帰したいと考えているママ薬剤師さんは
特に不安が大きいのではないかと思います。

そこで、今回はママ薬剤師さんに
おすすめの働き方をご紹介します。

■単発派遣を活用して「調剤のカンを忘れない」

処方箋とお薬手帳の写真

子育て中のママ薬剤師さんは生活の中心が育児、プラス家事ですよね。
休むことなく育児に追われ、日々忙しく過ごしている方が多いのではないでしょうか。

そんなママ薬剤師さんに適した働き方が、
たった1日から働くことができる単発派遣です。

例えば、ご両親や旦那さんが
お子様の面倒を見てくれる土曜日や木曜日の半日だけ
単発派遣で勤務するということも可能です。
幼稚園・保育園や小学校の都合に合わせて、
自分の都合のいい日だけ、というのも問題ありません。

このように、ママ薬剤師さんは単発派遣を活用することで、
無理をせずに調剤のカンを忘れないでいることができるのです。

ブランクを作らないでおくことで、復帰する際に、
希望通りの勤務条件で働ける可能性が高くなったり、
精神的にゆとりを持って職場復帰したりすることが可能です。

■派遣の市場動向

ママ薬剤師さんが単発勤務を検討するにあたって
絶対に知っておかなければならない、
派遣の市場動向をお伝えします。

知識として知っておくだけで、
今後の働き方を考えるときに役に立つ情報です。
少し長くなりますがぜひ読んでみてくださいね。

◆直雇用と間接雇用の募集理由の違い

黒板にPOINTと書いていある写真

パートや正社員の採用は
「のちのち企業を大きくするために人を増やしたい」
「新店舗をオープンさせるために採用したい」など、
店舗や企業の将来のことを考えた増員での採用の場合が多いです。
(欠員を補うための正社員やパート採用という場合も
もちろんあります。)

逆に、薬局が派遣スタッフを採用しようとなった場合
「病気でパートさんが急に休むことになってしまった」
「正社員の休みを調整したいのでその日だけ来てほしい」
「繁忙期だからピークタイムだけ人が欲しい」など、
欠員募集の場合がほとんどです。

ですので、派遣勤務の場合は例年、
繁忙期の冬の時期に求人数が多くなる傾向にあります。

◆2019年の派遣市場

黒板に書かれた棒グラフ

しかし、2019年の夏ごろから
派遣の市場が変化しつつあることを
私たちは感じています。

例年の同じ時期と比較して
派遣求人が圧倒的に少なくなっているのです。
2019年9月の時点で、
単発派遣の求人数も例年と比べてかなり減少しています。
もしかしたら2019年は繁忙期になっても
例年ほどには求人数の増加が見込めないかもしれません。

理由として挙げられるのは大きく二つ。
派遣を希望する薬剤師の増加していることと
薬剤師の業務に変化が起きていることです。

派遣を希望する薬剤師の増加
まずはこちらのデータをご覧ください。

派遣希望登録者のグラフ

これはアプロにご登録いただいている
薬剤師さんのデータです。
これを見ると、派遣を希望する薬剤師さんの数が
年々増加していることが分かります。

少し前まではなかなか受け入れられなかった
「派遣薬剤師」という働き方が
多くの薬剤師さん、薬局さんから受け入れられつつある
ということを意味します。

2017年6月には1500人にも満たなかった派遣希望の方が
2019年6月には3倍以上の3500人に増加しています。

薬剤師の業務の変化

薬剤師の業務に変化が起きているというのは
実際に薬剤師として働いているあなたが
一番肌で感じているのではないでしょうか。

対物業務から対人業務へと
薬剤師の業務をシフトする方向が示されていることは、

あなたもご存じのことと思います。

この業界の流れからも分かるように、今後は
調剤だけでなく患者さんや医師とのコミュニケーションが
積極的にとれる薬剤師が重宝されるようになると想像できます。

さらに、2019年4月には
無資格者の調剤補助が解禁になりました。

「薬剤師が調剤にかける時間を減らして
患者さんと接する時間をつくりだそう」
という国の意図がここにも現れています。

派遣希望者数の増加や薬剤師の業務の変化が相まって、
薬局側も採用の仕方を変えるようになりました。

継続的に対人業務を充実させるために
短期間の採用の派遣スタッフではなく、
正社員やパートの採用に重きを置くようになっているのです。

今後、派遣求人がゼロになることは
現時点では考えにくいですが、
派遣求人はこれから、更に限定的なものになっていくことが予想されます。

■ママ薬剤師さんのこれからの働き方

座っている女性薬剤師の写真

ママ薬剤師さんとひとくくりにいっても、
育休中の方やお子さんが生まれたばかりで子育てが忙しい方、
子育てがひと段落ついて自分の時間が確保できるようになった方など
状況は一人ひとり違いますよね。

状況ごとにアプロのおすすめの働き方をみていきましょう。

◆育休中のママ薬剤師さん

育休・産休明けに同じ職場への復帰を検討していても
ブランクがあるのは不安だと思います。
育休中のママ薬剤師さんは先ほどご紹介した単発派遣で
ご自身の体調や子育てを優先しながら、可能な範囲で働くのがおすすめです。

◆出産を機に仕事を辞めたママ薬剤師さん

出産を機に退職したママ薬剤師さんにはぜひ、
パートでの働き方を検討していただきたいと思います。

先ほどご紹介した通り
派遣求人よりもパート求人が増加してきているため、
希望通りの条件で働ける可能性が高くなっています。

ママ薬剤師さんが仕事選びで最も重視するのは
勤務時間や日数だと思います。

お子さんがいることを考慮して、
シフトの融通を効きやすくしてくれたり、休みやすさを考えてくれたりと
ママ薬剤師さんの働きやすい環境を整えている薬局さんも存在します。

また、パート勤務は時短勤務からフルタイムへの変更や
正社員登用も狙えるのが最大のメリットです。

派遣で働く場合、フルタイムへの変更や
正社員へ雇用形態を変更したいと思ったときは、
転職活動をする必要が出てきます。

転職活動にはかなりのエネルギーが必要です。
転職後も新しい職場に慣れるまでは
身体的、精神的にストレスがかかりますよね。

パート勤務であれば、
転職活動をゼロから始める必要もないですし、
慣れた職場で働き続けることができます。

また、派遣と違って長く働いてもらうことが前提のパート勤務では、
手厚い研修をしてくれる企業もあります。

研修をしっかり行うので、
採用時にブランクがあっても問題ないという場合も多いです。

・採用時にブランクがあっても問題ない
・手厚い研修がある
・フルタイムへの変更、正社員登用が狙える

これらの理由から、そして最近の派遣求人の少なさを考えると、
妊娠・出産を機に退職したママ薬剤師さんにとっては、
パート勤務が有効な働き方ではないかと思います。

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