薬剤師が高年収/高時給を東京や大阪で手に入れるには

会話をする白衣の男性の写真

この記事では、薬剤師さんが東京や大阪などの都市部にいながら
高年収/高時給を手に入れる方法をお伝えしたいと思います。

東京や大阪などの都市部の薬剤師さんが高収入を得るには
どうすれば良いのでしょうか?

■高年収/高時給で働く人の共通点

チェックボックスの写真

東京や大阪などの都市部で
高収入を手にした全ての薬剤師さんには、
次のいくつかの項目を満たしていることが多いというのが分かりました。

これからご紹介する高年収/高時給で働く人の共通点、
高年収/高時給を得るための交渉材料については、
挙げられている全ての項目を満たすことが
必須条件ということではありません。

ただし、この中のどれか一つでも譲れる条件はないか
ということを考えながら読んでもらえればと思います。

それが、あなたが『高年収/高時給』に近づく一歩になるからです。

◆管理薬剤師になる、一人管理薬剤師になる(正社員の場合)

私たちのいままでの経験からすると、
高年収を得ている方は管理薬剤師という
責任ある立場に就いている薬剤師さんが多いです。

責任のある立場と考えると、
管理薬剤師のほかにも一人薬剤師というものも挙げられます。

一人管理薬剤師になると休憩が取りにくい、
監査も一人でやるので間違えられない、など責任が重くなります。

ですので、一般的には抵抗がある役回りですが
そこにやりがいを見出して勤務されている方が多く感じます。

◆日曜出勤をする(正社員の場合)

高年収・高時給を得ている方は
最初から休日出勤を覚悟しており、
休日出勤手当て込みでの年収を考えています。

◆科目制限をしない(すべての雇用形態)

科目制限をしないというのも
高時給/高年収を得るポイントです。
科目の好き嫌いを言わずに
敬遠されがちな科目(精神科・小児科など)や手間のかかる科目も

黙々とこなしていらっしゃいます。

◆駅近を必須条件にしない(すべての雇用形態)

公共交通機関が発達している
東京や大阪などの都市部でも駅近という条件を譲歩できる方は
高額求人を見つける可能性が高いです。

「駅徒歩スグ!」はもちろん魅力的な立地ですが、
都市部の人気のターミナル駅から
バスで15分、20分くらいまでは譲れるかな、というような
少し融通が効く方のほうが、高年収/高時給を得られる傾向があります。

勤務後や休憩中にちょっと買い出しができたり、
仕事終わりに立ち寄れるおしゃれな買い物スポットが
あったりしたらいいな、と思っている方が多いですが、
東京や大阪などの都心部の中でも、更に人気のエリアに絞ってしまう方は、
高額求人を見つけられる可能性が低くなってしまいます。

◆ラストまで入れる(派遣の場合)

派遣の場合は遅い時間まで勤務できる方が重宝されます。
子供のお迎えで17時には退社しなければならないなど、
時間制限のある方が多く、遅い時間のシフトが
なかなか埋まらないことが多いからです。

派遣で高時給を得ている方の共通点としては、
20:00まで、21:00までなどのラストまで入れることが挙げられます。

■高年収/高時給を得るための交渉材料

握手を交わしている写真

ここからは実際に、東京や大阪などの都市部では
どのような交渉材料を提示すれば高時給/高年収になるのか、
交渉時に役立つ実践的な内容をご説明します。

先ほどの内容と被る部分がありますが、
雇用形態別で交渉材料をご紹介します。

最大の「交渉時」である面接時に使える
交渉材料をピックアップしました。

いま転職活動をしている方は、
ぜひ面接前にこちらの内容をご確認ください。

派遣の方の場合には、
コーディネーターが薬局と交渉するのでご安心ください。

事前に今までのご経験やスキルについて
詳細を教えていただければスムーズです。

<正社員の場合>

◆管理薬剤師になる

先に述べたように、高年収・高時給の求人の特徴のひとつとして
「一人薬剤師の店舗が多い」ということが挙げられます。
裏を返すと「管理薬剤師になりたい」
「管理薬剤師を目指しています」と意欲を見せることができれば、
年収アップを引き出せる可能性が高くなります。

◆エリアマネージャーを目指す

幹部候補として入社する、ということで
通常よりも高額の年収が提示されることがあります。

つまり、「将来性を見込んで」の年収ということです。

これからバリバリ働いて、
「責任ある立場を目指していきたい」ということなら、
高時給/高年収を引き出す材料になります。

◆経歴・実績をアピールする

もしあなたが、管理薬剤師やエリアマネージャー、
教育担当などの責任ある立場で仕事をしてきた経験がある場合、
それは必ずアピールするべきポイントです。

実際に前職で、部長を務めていたことが評価されて
年収アップにつながった、ということがありました。

また、役職についていなくても、
集客アップにつながる工夫を行って実際に成果があがった実績等があれば、
それも交渉材料となり得ます。

アプロでは、自己分析から書類の書き方、面接対策まで
一貫してコーディネーターがお手伝いさせていただきますので、
ご安心ください。

<派遣の場合>

◆薬局の繁忙期などのタイミング

派遣求人が増える時期は、
風邪が流行りだす11月から花粉症が落ち着く4月頃です。

この時期は処方箋枚数が増えるため、
人を増やして対応する薬局さんが多くなります。

そこで、この時期を狙って勤務することで
高時給の獲得につながります。

更に繁忙期のこの時期であれば
長い契約期間を結ぶことで
高時給を引き出すことができる場合があります。

この期間は忙しい月が続くことが明白なので、
2ヶ月~3ヶ月と長い期間働ける方が重宝されます。

人事担当者は余裕をもって体制を組みたいと考えているからです。

繁忙期に毎月毎月募集をするなんて、
薬局側からすると大変なことですよね。
実際に、1ヶ月ではなく2ヶ月、3ヶ月の勤務を確約することで、
高時給で働けたということがありました。
(通常の時給より100円~300円ほど時給がアップしました)

高時給をかなえるための手段の一つとして、頭の片隅に入れておいて下さい。

<正社員・パート・派遣 共通>

◆時間の融通が効く
女性薬剤師さんの中には、お子様のお迎えや介護など
時間の制約がある中で働いている方もたくさんいらっしゃいます。

そんな中で、例えば9:00~21:00開局の薬局さんなら
通常の9:00~18:00の時間以外も勤務できるという方が
高時給で働ける可能性が高いことは想像がつくと思います。

つまり、「早番」「遅番」の勤務が可能です、とアピールすることで
高時給/高年収をかなえられる可能性が高くなるのです。

残業が可能であれば更に、高時給をかなえられる可能性は高くなります。

もしあなたが働く時間について柔軟に対応できるのなら、
それは高時給/高年収につながる大きな強みになります。

◆土日休みにこだわらない
当たり前のことですが、土日休みの求人は人気があります。

周りの友達が土日休みの場合は特に、
休みはみんなに合わせたいと思いますよね。

ですので、積極的に土日に働いてくれる薬剤師さんは
薬局にとってとてもありがたい存在です。

シフト制で週休2日は保証されているけれど、
土日どちらかと平日1日休み、という薬局さんは多いです。

ですので、土日の休みにこだわらずに勤務することができれば、
高年収/高時給を引き出す材料になります。

では次に、東京や大阪などの都市部で
実際に高年収・高時給の転職に成功し、
高時給/高年収を実現した方の体験談と、
逆に高時給/高年収を目指して転職したけれど、
残念ながら上手くいかなかった方の失敗談を見ていきましょう。

■東京・大阪などの都市部での転職成功エピソード

①高時給/高年収で働く ~東京都大田区~
管理薬剤師で年収700万円!

白衣を着た女性と男性が微笑んでいる写真

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・年齢:49歳
・性別:女性
・勤務先:東京都大田区
・職歴:調剤経験 約20年
・年収:700万円
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まず最初にご紹介する「東京・大阪などの都市部での
転職成功体験談」は、
女性薬剤師Wさんの実際のお話です。

Wさんは、もともと勤務していた東京都内の薬局で、
管理薬剤師をしていました。
持ち前の積極的な性格と行動力で、
近隣の病院へ挨拶回りをしたり、
一人一人の患者様にご家族の方の処方箋もぜひウチで、と
お声掛けしたりと常に患者様を増やす工夫をしていました。

病院への挨拶回りも、門前の病院だけでなく、
少し離れた病院にも挨拶にいくなど、取引先との関係を良好に保てる
コミュニケーションスキルも持っていました。

やりがいを持ってお仕事に励んでいたWさんですが、
ご両親が高齢になり、介護が必要な状態になって
泣く泣く転職することに。

管理薬剤師で1人薬剤師の時間が長かったため、
休みをとることが難しく、退職以外の選択肢は残されませんでした。

そのような状況の中アプロにご登録頂きました。

今回が3社目で転職回数も少なく、
管理薬剤師として実績も十分と自負していたため、
できれば高時給・高年収の求人を紹介してほしいとのこと。

ここからアプロのキャリイアドバイザーと
履歴書・職務経歴書の作成と面接対策が始まりました。

年収アップを目指すためにはWさんの経験や調剤スキル、

何より患者様を増やしてきた実績をアピールすることが必要です。

いままで取り組んできたことを、

面接のときにしっかり相手に伝えることができるよう、

何度も練習しました。

その結果、年収650万→年収700万円と50万アップ!

希望通り年収アップを果たすことができました。

転職をしてから2年が経ちますが、
いまもWさんは同じ薬局でお仕事に励んでおられます。

②高時給/高年収で働く ~京都府大東市~
エリアマネージャー候補で年収600万円!

座ってパソコンを操作する女性の写真

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・年齢:28歳
・性別:男性
・勤務先:京都府大東市
・職歴:調剤経験 約4年
・年収:600万円
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Sさんは、新卒で入社してから転職をせずに
同じ会社で働いていました。

会社に特に大きな不満をもっていたわけではありませんでしたが、
結婚をして奥様の実家の近くに引っ越すことになり
転職活動を始めました。

もともと志があって薬剤師になったSさん。
管理薬剤師やエリアマネージャーにも挑戦してみたい、
そのための苦労はいとわない、との意気込みがありました。

また、奥様の妊娠が発覚し、
できれば子育てのために年収アップできたら・・・というお気持ちも。

そこで、アプロのキャリイアドバイザーが、
Sさんの希望を叶えることができそうな
中規模の薬局をいくつかご紹介しました。
Sさんの場合、年齢が若くてバリバリ働ける、
高い目標があり、そのための苦労は構わない姿勢を
しっかり相手に伝えることがポイントとなります。

十分に面接対策をして挑んだ中で、
とある企業が最もSさんのやりたいことができる環境でした。

企業の目指す方向性とSさんの目標がマッチし、
しかもエリアマネージャー候補として採用したいと
内定をいただけました。
エリアマネージャー候補ということで、 1店舗固定の働き方ではなく、
3店舗のヘルプをしながら勤務する、という働き方です。

エリアマネージャー候補での就職、
店舗固定でなく3店舗のかけもち勤務という条件で
年収は600万円の提示。
残業代も別途至支給です。
年収540万円→年収600万円への大幅アップが実現しました。

満足のいく転職をされたSさんは、
できるだけ早くエリアマネージャーになりたいと、
日々お仕事に励まれています。

■東京・大阪などの都市部での転職失敗エピソード

①高時給/高年収で働く ~大阪市平野区 ~
希望エリアで年収630万円のはずが・・・

悩んでいる白衣の女性の写真

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・年齢:43歳
・性別:男性
・勤務先:大阪市平野区
・職歴:調剤経験 約21年
・年収:630万円
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Aさんは長く勤めていた会社が合併したことをきっかけに退職。
その後、1年ほど派遣薬剤師として勤務しながら、
正社員で働けるところを探していました。

ご両親が高齢になってきたこともあり、
ご実家にも帰りやすいエリアにこだわって勤務先を探していました。

そんな中、実家から30分圏内で
年収600万円の求人を見つけました。

常勤の薬剤師さんが体調不良で急に退職するため、
急募の求人だったのです。

なかなかこんなに良い条件の求人に
巡りあうこともないと思ったAさんは、
迷うことなく面接を受けることに。

面接の中で、薬剤師としての経験年数が長いこと、
前職で部長のポジションだったことを評価され、
630万の年収を保証するのでぜひ来てほしい、との打診がありました。

前職で年収約600万円だったAさんは、
自分のことをこんなに評価してくれたこと、
30万円も年収がアップすることに魅力を感じて、入社を決めました。

そして、心機一転、この薬局でがんばろう、と決意を新たに勤務開始。

・・・しかし、Aさんは、3ヶ月後、この会社を辞めることになりました。
いったい何があったのでしょうか。

実はこの企業、社長がワンマンで、
絶対的な権力をもっていたのです。

そして、管理薬剤師がAさんの入社後1ヶ月で退社。
Aさんの採用活動時には退職薬剤師の退職がが決まっていたのに、
Aさんの面接時には何も言ってくれず・・・。

こっそり同僚のパート社員に内情を聞いてみると、
社長のワンマンぶりに耐えかねて、
ここ数年で管理薬剤師がころころ変わっていて
常勤の薬剤師の入れ替わりも激しい、とのこと。
Aさんは驚きました。

それから社長が毎日のように
「君が管理薬剤師をやってくれなかったら店がつぶれる」と
Aさんにプレッシャーを掛けてきます。

高額の年収提示は、急募だからという理由だけでなく
管理薬剤師にさせようとしていたんだな、と今更気付いても、
もうどうにもなりません。

いくら年収が高くてもこんな会社では勤められない、
ということで、Aさんは3ヶ月で退職することになってしまいました。

この失敗の後、アプロに登録してくださったAさん。
いま慎重に次の転職先を探しています。

②高時給/高年収で働く ~神奈川県横浜市~
家の近くで年収610万円のはずが・・・

手に薬を持っている人の写真

====================
・年齢:29歳
・性別:女性
・勤務先:神奈川県横浜市
・職歴:調剤経験 約5年
・年収:年収570万円+住宅手当3万円
====================

Tさんは地元の横浜を離れて、
大手薬局チェーンの北関東の店舗に勤めていました。

しかし、家族も友達もいない環境に耐えられなくなってきたこと、
お給料に不満があったことから転職を考えるようになりました。

転職の軸は、実家から1時間圏内の場所で働けることと
年収アップです。

とある紹介会社に登録し、
エリアと年収重視でいくつかの候補を紹介してもらいました。
その中で、実家から電車で20分、年収570万という求人に惹かれました。

全8店舗を経営する中規模の企業で、
年収570万円の他に住宅手当が3万円別途支給です。

手当まで考慮すると年収約600万円なので、
いままでのお給料より50万円ほどアップします。

第一志望のこちらの薬局の面接時に、
どこの店舗に配属になるかを確認しました。
店舗数が多いことをで異動が頻発するのではないかと思ったTさんは、
異動の頻度についても質問しました。

すると「異動はほとんどないです」と返答があったので、
自宅から最も近い店舗、年収570万円+住宅手当3万円の条件で
内定を受けることにしました。

希望通りの転職に満足したTさんは、
「ここで長く勤めたいな、一生懸命働こう!」という気持ちで
勤務を始めました。

そして半年後・・・なんと、異動の辞令が出たのです。

「面接のときに確認したのに!
異動はほとんどないって言っていたのに!!」

せっかく自宅から電車で30分の店舗に勤務していたのに、
異動先は片道約1時間半弱。
騙されたような気分になり、意気消沈してしまいました。

でも、がんばれば通えない距離ではないと
あきらめて勤務を続けることに。

その後、ご結婚のために退職することとなり、
パートか派遣での働き方のご相談で、アプロにご登録いただきました。
現在は、新居のお近くでパート勤務をされています。

今回は東京や大阪などの都市部で
高時給/高年収をかなえるための方法と
実際の体験談をご紹介しました。

東京や大阪では薬剤師の人数が求人数を上回っていて
なかなか好条件の求人が出回らないのも事実です。

ですが、今回「交渉材料」としてご紹介したものの中で
少しでも自分が譲れる点がないかを再度考えてみてください。

そうすることで、
求人が少ないとされる東京や大阪などの都市部でも
高時給/高年収で働ける可能性が広がりますよ。

 

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