派遣で働きたい!薬剤師が派遣会社を探すときに注意するポイント

Last Updated on 2022年2月7日

派遣会社の女性の写真

「サポートが手厚い方が良い」「案件をたくさん紹介しれくれる派遣会社が良い」「頻繁に連絡してもらわなくても問題ない」など、薬剤師さんによってどんな派遣会社を「良い」とみなすかは人それぞれです。

では、一般的に「良い派遣会社」とは、どんな会社を指すのでしょうか?

評判の良い会社、口コミで良く書かれている会社、個人ブログのランキングで上位の会社などありますが、今回は乱立する派遣会社を見分ける方法をご紹介します!

薬剤師必見!良い派遣会社の見分け方

色鉛筆で描かれた電球の写真

たとえば、
・時給が高い派遣会社
・見たことのない案件を提示して入れる派遣会社
・希望条件をかなえてくれる派遣会社
・コンプライアンスのしっかりしている派遣会社

これらを見たときに、薬剤師さんによって魅力を感じるポイントは様々ですよね。
良い派遣会社の定義は、あなたが何を重要視されるかで変わります。

「全国どこでも⾏くから高時給を求める薬剤師さん」と、「自宅の近くで週3 日4 時間くらい勤務したい薬剤師さん」では、相性の良い派遣会社が異なるのはお分かりいただけると思います。

良い派遣会社かどうか見分けるチェックポイント

チェックボックスの写真

さっそく「一般的な意味で良い派遣会社」かどうかを見分ける具体的なポイントをご紹介します。

チェックポイントは、
①キャリアアドバイザーとの連絡がつきやすい
②勤務初日にキャリアアドバイザーが同行してくれる
③薬剤師賠償責任保険へ自己負担なしで加入できる
の3点があります。

ポイント①:キャリアアドバイザーとの連絡がつきやすい

電話をする女性の写真

①の「キャリアアドバイザーとの連絡がつきやすい」とは、皆さんが普段仕事を終えてゆっくりお話のできる20〜22 時頃に連絡がとれる担当かどうか、もしくは、ちょっとしたメールに対するレスポンスが速いかをチェックしていただければと思います。

忙しい派遣薬剤師さんのスケジュールに合わせて対応してくれるキャリアアドバイザーなのかかどうかをぜひ見極めてください。

ポイント②:勤務初日にキャリアアドバイザーが同行してくれる

スーツを着た女性の写真

②の「初日の同行がある」とは、勤務初日に担当キャリアアドバイザーが一緒に職場まで同⾏するかどうかということです。

ご経験された方もいらっしゃると思いますが、初めて出勤する職場では予期せぬトラブルが起こりがちです。
初めての職場、初めての同僚など初めてずくしで緊張するという薬剤師さんも多いのではないでしょうか。

最寄駅からの道に迷ってしまった、なんてことから始まって、薬局で白衣が用意されてない、職場の担当者である管理薬剤師さんが休みだった、シフトの希望が伝わっていない・・・などなど。

このようなリスクを考慮しつつ、勤務スタート時にトラブルがないように配慮してくれる派遣会社は良い派遣会社といえるでしょう。

ポイント③:薬剤師賠償責任保険へ自己負担なしで加入できる

錠剤と虫眼鏡の写真

③の「薬剤師賠償責任保険への加入がある」については、勤務中にあなたが調剤過誤を起こしてしまったという、万が一のトラブルからなあなたを守るために必要です。

派遣勤務の場合、あなたは派遣会社に雇用されています。
その派遣会社が薬剤師賠償責任保険に加入していないと、万一の調剤過誤があったときに、その責任をあなた自身で負う可能性が発生してしまいます。

たった1日の単発派遣勤務でも、あなたの身を守るために保険に加入してくれる派遣会社を選びましょう。

これだけはNG!悪い派遣会社の特徴とは

両手でバツをつくる女性の写真

避けた方がいい派遣会社、つまり、これだけはNGという会社見分ける方法には、具体的なポイントがあります。

一言でいえば法令を無視している会社は絶対に避けるべき派遣会社です。

企業として法令を守るのは当然のことですが、法令を無視していたり、問い合わせがあっても誠実に対応していなかったりするケースも実際に報告されています。

具体的には・・・
①社会保険加入をさせない。
②派遣先との「面接」がある。
③契約書面がない
これら三つに当てはまる派遣会社は絶対にけるべきです。

以下で一つずつ詳しく説明していきます。

ポイント①:社会保険加をさせない派遣会社

cautionの張り紙

社会保険の説明は簡単に済ませますが、週30 時程度の勤務を3ヵ月連続でしている薬剤師さんは、間違いなく健康保険・雇用保険に加入できます。

この条件を満たしていてあなたが希望しても、「社会保険に加入できない」と加入を断るような派遣会社は避けたほうが良いでしょう。

ポイント②:勤務前に派遣企業との面接がある

面談中の女性の写真

就業予定の薬局や病院の担当者、人事などと勤務開始以前に面接をすることは法律上認められていません。
※ただし、紹介予定派遣であれば、面接実施は可能です。

派遣会社によっては、事前打ち合わせという名目で事実上の派遣先との面接を⾏うケースがあります。

この事前打ち合わせで派遣勤務が決まるのであれば、勤務開始前に面接をしたとみなされます。

ポイント③:契約書がない

NGの写真

③の「契約書面がない」のは論外です。
派遣スタッフは契約条件に基づいて派遣先でお仕事をする事になります。

ですので、労働条件を口頭で伝えるのみで雇用契約書などの労働条件が記載された書類を渡さないような会社は避けたほうが良いでしょう。

アプロ・ドットコムは、優良派遣事業者に認定されています

丸印の看板を持つ女性の写真

数多くの派遣会社から安心して勤務できる派遣会社を選ぶために、1つの目安となる基準があります。
それが「優良派遣事業者」に認定されてるということです。

優良派遣事業者認定制度とは?

錠剤で作った?マーク

派遣で勤務する際に時給や勤務時間も大事ですが、あなたが安心して勤務できる派遣会社を選ぶこともとても重要です。
そんなときに参考になるのがこの制度です。

なぜならこの制度で認定されるためには、82個の審査項目をすべてクリアしなくてはいけないからです。

たとえば
・財政的に安定した経営をしているか?
・ちゃんと法律を守っているか?
・派遣スタッフの満足度を調査し、改善を行っているか?
・派遣スタッフのキャリアアップを支援しているか?
・産休育休の取得実績があるかどうか?
・派遣先でのトラブル予防をしているか?
・非常時の危機管理を行っているか?
・個人情報の管理が適切か?
・派遣社員の健康管理を行っているか?

などの基準を厚生労働省から委託を受けた 認定機関が調査し、すべてクリアしたとみなされると優良派遣事業者として認定されます。

優良派遣事業者認定制度について詳しく見る

2万件以上ある派遣会社のうち 169 社しか認定されていません

白衣を着た女性の写真

さきほどお伝えしたように、優良派遣事業者に認定されるには、厳しい基準をクリアしなくてはいけません。

2017年4月時点で、全国2万社以上ある派遣会社のうち優良派遣事業者に認定されているのはたったの169社。

ちなみに薬剤師さんの派遣事業をしている会社でこの認定を受けているのは全国でたった3社しかありません

わたしたちアプロ・ドットコムはあなたにもっと安心して、勤務していただきたいと心から思っています。

誠心誠意サポートさせていただきますので、どうかお気軽にご連絡ください。

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