Last Updated on 2022年4月10日
結論から話すと、転職の成功と失敗の明暗は、最初のスタートで決まってしまいます。
では、理想の転職を叶えるためにはどのようなスタートを切ればよいのでしょうか?
このコラムでは、転職を失敗させないためにどうしたら良いのかを解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
なぜ転職活動を始めて3日間が大事なのかというと、この時期に集めた情報をもとに、転職活動を進めていくからです。
基盤となる情報をしっかり集められなかったり、正確な情報を収集できなかったりすると、その後の活動も上手くいかなくなる可能性が大きいのです。
今回は、あなたの転職を成功に導く最初の3日間の過ごし方をご紹介します。
目次
第一の失敗:エージェントを使わない
再三になりますが、転職活動において情報収集は必要不可欠です。
希望求人の有無や地域の相場感、受けたい企業の強みや弱みなど情報収集は多岐にわたります。
そのため、特に働きながら転職活動をする場合、自分だけで情報収集をするのはなかなか難しいでしょう。
また、自分で調べた求人が客観的に見て好条件なのか、地域の相場観と比べて良いのか悪いのかなどを自分で判断することは難しいですよね。
ですので、求人を探すのはエージェントに任せるのがベストです。
また、自分で求人検索を行うことで「もうこのくらいでいいか」と自分の加減で求人検索を辞めてしまう傾向にあります。
もう少し調べれば良い求人を見つけられたのに、理想とする転職先が見つかったかもしれないのに、十分な情報収集をしないまま選考に進み、内定が出ても「もっとよいところに転職できると思っていたのに」「こんなはずじゃなかったのに」とモヤモヤしたまま働き始めることになってしまいます。
「やりとりが面倒くさいから」という理由だけで、エージェントを使わないのはもったいないことです。
第二の失敗:エージェントをうまく使えない
転職エージェントと使う・使わないも大事ですが、エージェントを上手く使えるかどうかはもっと重要です。
さっそくエージェントを使うときのポイントをご紹介します。
「どうしてその条件を希望するのか」を伝える
まずは、その条件で働きたい理由を伝えましょう。
年収600万円を希望するなら、「子どもが生まれる予定で家の購入を検討しているから、年収600万円を希望しています」というように、条件と理由をセットで伝えます。
こうすることで、エージェントが企業や薬局に交渉しやすくなるのです。
また、希望が多い場合は、優先順位をつけることを忘れずに行ってください。
まずは絶対譲れない条件をmust、できれば叶えたい条件をwantに分類します。
さらにwantの条件の中で優先順位をつけることで、選考を受けるときや複数内定が出たときに比較しやすくなります。
自分から期限を切る
エージェントとの面談が終わって求人を探してもらうとなったときは、「●日までにいただけますか?」と、あなたから期限を伝えてみてください。
期限を区切ることであなたの転職スケジュールに合わせて、求人をもらうことが可能になります。
さらに、期限を短めに区切ることで、エージェント側のあなたに対する優先度があがるというメリットがあります。
第三の失敗:エージェントを見極められない
紹介した通り、正しい方法で希望条件を伝えたとしても、希望通りの求人が届かないことがあります。
その場合、あなたがエージェントの能力を見極められていない可能性があります。
今回は、良いエージェントかどうかを見分けるポイントをご紹介します。
信用できる人かどうか
まず、「希望条件だけを聞いて退職理由を聞かない」コンサルタントには注意が必要です。
今の職場でどのような悩みを抱えていて、転職によってどうやって解決していきたいのかという深い部分まで理解できていないと、本当の意味で転職のサポートをすることは難しいからです。
希望条件しか聞かず、条件に合う求人があり次第転職させようと促してくるエージェントには注意が必要です。
また、「デメリットを隠す」コンサルタントも、信用できるかどうか怪しいところです
転職するにしても今の職場に残るにしても、メリットとデメリット両方があります。
ですので、転職のメリットしか話さないコンサルタントには注意が必要です。
希望条件をヒアリングされたときや、求人を紹介されたときに、「デメリットはありますか?」と質問してみてください。
正直にデメリットや、そのデメリット解消のためのアイディアを話してくれる人は信用しても大丈夫でしょう。
期限を決めて仕事をしてくれるかどうか
リサーチや書類添削の期限を決めて、その期限までに仕事をしてくれるのかどうかもチェックしてみてください。
期限を自分から決めて動いてくれるエージェントは、入社希望日から逆算して、全体の転職スケジュールを把握して仕事をしてくれるため、スムーズな転職活動が期待できます。
現場知識があるのかどうか
転職や働き方に関しては詳しくても、薬剤師さんや薬局について知らないコンサルタントはたくさんいます。
現場知識がないと、あなたの抱えている悩みをリアルにイメージできず、適切なサポートをできないということが考えられます。
現場知識や感覚があるのかどうかを見極めるために、現場で使われている専門用語を理解しているかどうかを試してみてください。
また、処方せんの相場観があるのかも同時に確かめてください。
どのくらいの処方箋を「重い」と感じるのか、会話の中で探ってみてはいかがでしょうか。
転職市場を知っているかどうか
プロなら当たり前のことですが、コンサルタントは転職や就職に関する市場について、誰よりも詳しくなくてはいけません。
転職市場を知っている=このエリアならどのような求人があって、どれくらいの年収が相場なのかを知っているということです。
③で紹介した、現場知識があるかどうかと同時にチェックしてみてください。
また、募集のない求人を紹介したり、一社だけを使うように囲い込もうとしてきたりするコンサルタントにも注意してください。
あなたのスピードを無視して強引に転職をすすめてくることもあるため、転職してから「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性もあります。
転職、派遣就業はアプロ・ドットコムにおまかせください
薬剤師さん満足度98.3%のアプロ・ドットコムでは、一人ひとりに寄り添った親身なサポートを心がけています。
初めての転職で不安がある方や、エージェントに心無い対応をされて嫌な思いをしたことがある方は、ぜひ一度ご相談ください。