スタッフブログ

薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

派遣の基礎知識

2023.11.17

薬剤師のパートと派遣はどう違う?どっちがいい?

カメラ目線の白衣女性
  • 薬剤師
  • 派遣
  • パート
  • 働き方
  • 時給
  • 求人
  • アプロ・ドットコム

希望の条件で働けるのが魅力のパートと派遣社員。似ている働き方に見えますが、何が違うのでしょうか。また、働きやすいのはどちらなのでしょうか。

時給、サポート、キャリアなど、さまざまな切り口から比較してみましょう。

派遣薬剤師のほうがパートより高時給求人が多い

派遣の方が高い傾向です。エリアや条件にもよりますが、2,500~3,000円程度が一般的で、繁忙期となる冬場は3,500円以上の高額求人も存在します。

繁忙期以外でも薬剤師が不足気味のエリア、交通アクセスが悪い場所、薬剤師の急な退職による急ぎの求人などは時給が高くなります。

パートの時給は都市部で1,800~2,200円程度、地方で2,000~2,500円程度です。他業種では都市部の時給が高い傾向ですが、薬剤師は地方の人材不足が深刻なため、地方の時給が高くなっています。

派遣・パート、どちらの場合も土日・祝日、夜間に働ける場合は、時給がアップ。高時給のため、1日8時間、週5日、月20日勤務というフルタイムと同等の時間で働いた場合、年収300万円以上が期待できます。

派遣は派遣会社、パートは勤務先の福利厚生制度を適用

派遣は派遣会社に雇用されているため、派遣会社の福利厚生制度を利用します。パートは直接雇用なので、働いている薬局やドラッグストアの精度が適用されます。

派遣会社、薬局、ドラッグストアの規模が大きいと、福利厚生が充実する傾向がありますが、その内容は企業によりさまざまです。職場選びの際に詳細を確認してください。

アプロ・ドットコムで派遣社員として働く場合は、条件を満たせば健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入できます。もちろん有給休暇、産前産後休業、育児休業も取得可能。

また、派遣就業期間は投薬や服薬指導などのミスにより患者に損害を与えてしまった場合、賠償責任をカバーする薬剤師賠償責任保険に加入できます。アプロ・ドットコムが費用を負担するので、特別な手続きは不要です。

派遣社員は就業時のサポートがある

パートの場合、自分で求人を探して応募し、面接を経て採用されます。就業中に発生したトラブルや時給アップの交渉、業務内容の見直しの相談は自分で行わなければなりません。

派遣なら、派遣会社が希望条件にあった求人を紹介してくれるので、自分で探す手間はありません。派遣初日は職場に同行してくれることもあるほか、人間関係などのトラブルが発生した場合は、担当者が解決に向けて動いてくれます。

サポートを受けながら働きたいという方は、派遣を選んだ方がよいでしょう。

派遣とパートで正社員をめざしやすいのは?

パートは契約期間を定めずに、働いている企業と雇用契約を結びます。入社時に曜日、時間を決め、毎週同じスケジュールで出勤するのが一般的です。

変更を希望する場合は職場に相談します。基本的に店舗異動はないので、同じ人間関係、環境の中で長く働きたい方におすすめです。業務内容も限定されていないケースが多く、多彩な経験を積むことが可能。正社員登用のチャンスもあります。

一方、派遣社員は契約書に記載された業務のみを行います。投薬をメインに行いたい、雑務は苦手という方は派遣の方が無理なく働けるでしょう。契約書に記載された曜日、時間に出勤し、契約期間中の変更はできません。

また、派遣の場合、契約ごとに職場が異なります。そのため、次々と新しい職場で働くことが苦にならない方、短期間でさまざまな科目の経験をしたいという方におすすめです。

ただし、派遣にはパートのような正社員登用のチャンスは、ほぼありません。正社員をめざす場合は、派遣の契約が満了となってから転職活動をするか、最長6ヵ月派遣として働いた後に社員になれる紹介予定派遣を選びましょう。

より経験を求められるのは派遣薬剤師

派遣は即戦力を求められるケースが多く、薬剤師としての高いスキルが求められます。とはいっても、派遣薬剤師は投薬・薬務の記入を任されることが多いため、投薬の経験があれば十分に活躍できます。

パートは派遣ほど、即戦力としての経験を必要としない求人もあります。職場によっては研修を受けられることもあり、ブランク期間が長い方の再就職、薬剤師経験が浅い方の転職におすすめです。

求人のみつけやすさ

都市部なら求人数や店舗数が多いため、条件を絞り込めるネット検索が効率的です。地方は、ネット検索に加え、新聞の折込広告やハローワーク、店頭の求人ポスターもこまめにチェックしてみてください。

パートは自分で求人を探す必要がありますが、派遣は派遣会社に頼めば希望の条件を提案してくれます。パートで働こうと考えている方も、薬剤師派遣や転職の実情、求人の見方などプロのアドバイスをもらえる人材派遣会社や転職支援会社に登録するという手もあります。

派遣会社や転職支援会社に依頼すれば、希望の条件を満たした職場を提案してくれるほか、求人サイトには未公開の求人も紹介してもらえます。

アプロ・ドットコムなら条件交渉や面接・面談の日程調整といったサポートも受けられるため、忙しい方も安心して転職活動ができます。

薬剤師の派遣・パートの求人探しはアプロにご相談ください

派遣、パートはそれぞれにメリット・デメリットがあり、自分にあった働き方を選ぶことが大切です。

短期間でしっかりと稼ぎたい、調剤・投薬をメインにして働きたい、短いスパンで職場が変わることが苦にならない人は、派遣の方が快適に働けるでしょう。

一方、同じ職場・人間関係の中で長く働きたい方、ブランク期間が長い方はパートが向いています。

薬剤師派遣やパート薬剤師の求人を多数取り扱うアプロ・ドットコムは、パート、派遣、正社員など多様な雇用形態の求人を紹介できます。自分にはどんな働き方が向いているかわからないという方は、キャリアアドバイザーにご相談ください。仕事や職場に対するご希望を伺いながら、最適な働き方、求人を提案します。

薬剤師の求人情報はこちら

無料サポート登録はこちら