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薬剤師の仕事・キャリア
2025.11.04
薬剤師のパートの掛け持ちやダブルワークが稼げるってホント?
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薬剤師として働いている人のなかには、収入アップのためにパートやアルバイトの掛け持ちやダブルワークを検討している人もいるでしょう。しかし、実際に自分にできるのか、本当に稼げるのか、不安に思うのは当然のことです。今回は、薬剤師のパートやアルバイトの掛け持ちやダブルワークで本当に稼げるのか、どういったメリットがあるのかを解説します。
目次
薬剤師のパートの掛け持ちやダブルワークは稼げる可能性が高い
薬剤師のパートをしている人が複数の職場を掛け持ちすると収入が増える可能性があります。職場によっては1日の労働時間や週の勤務時間に制限があるため、一箇所で長時間働くよりも、複数の職場に分けて働く方が効率的なケースがあります。
たとえば、調剤薬局とドラッグストアの両方で働くと社会保険の加入条件を避けられる場合もあり、保険料の負担を減らすことも可能です。また、ドラッグストアのほうが高時給のケースでは、調剤薬局で8時間働くよりも、両方の職場で4時間ずつ働くほうが高い月収を得られる可能性もあります。
さらに、労働基準法では6時間を超えると少なくとも45分の休憩時間を挟まなければなりません。1か所で長時間働くと休憩時間分の収入は受け取れませんが、短時間勤務のダブルワークではその心配はありません。
一箇所で残業代をもらうほうが稼げるケースも
複数の職場でパート勤務を掛け持ちすると収入が増えると思いがちですが、実はそうとも限りません。たとえば、週40時間を超える労働に対して時給の1.25倍の割増賃金が支払われる、いわゆる残業代ですが、掛け持ちの場合は割増が適用されないケースもあります。
これは、複数の雇用主がそれぞれの勤務時間しか把握しておらず、どの職場が割増賃金を負担するかはっきりしていないためです。そのため、労働時間が40時間を超えていても通常の時給しか支払われないケースがあり、一箇所で残業したほうが高年収になる場合もあります。
掛け持ちやダブルワークをするメリット
ここからは、掛け持ちやダブルワークをするメリットを4つ紹介します。
・契約満了や突然の退職でいきなり収入がゼロにはならない
正社員とは違ってパートの雇用は安定性に欠けるため、急に契約が打ち切られたり、勤務時間が減らされたりする可能性があります。しかし、複数の職場で働いていると収入がゼロになるリスクを避けられます。こうした点から、掛け持ちやダブルワークは不安定な雇用形態におけるリスク対策として有効です。
・新しい環境へのチャレンジがしやすい
掛け持ちやダブルワークで働く際に、ドラッグストアと調剤薬局で勤務すれば、それぞれ異なる業務内容に触れられるため、新しい仕事にチャレンジできます。たとえば、ドラッグストアではOTC医薬品の知識を深める機会も増えるでしょう。
ひとつの職場で働き続けると業務が固定化しやすく、マンネリ化する可能性がありますが、複数の職場を経験すれば多様な業務に携われるため、スキルアップにもつながります。こうした働き方は、キャリアの選択肢を広げるきっかけにもなるでしょう。
・複数の職場の体験から業務改善や次の仕事選びの参考になる
複数の職場で働くと、今の職場では気づかなかった点にも目を向けられるようになります。たとえば、他の職場で働いたからこそ、現在の職場の人間関係が恵まれていたと気づけるかもしれません。また、扱う処方箋の種類が増え、スキルアップにつながる可能性もあります。
こうした経験を通じて、業務の効率を高めるヒントが得られたり、自分の職場や働き方を客観的に見られるようになったりするのです。さらに、自分の強みや苦手な分野が明確になり、自分に合っている職場を判断しやすくなります。将来的に転職を考える際にも、これらの経験は役立つでしょう。
・人脈やネットワークを広げやすい
複数の職場で働くと多くの人と接する機会が増え、人脈を広げやすくなります。異なる環境でのコミュニケーションによって対人スキルが磨かれるだけでなく、さまざまな価値観や働き方に触れられるため、将来的な転職はもちろん、自分のキャリアを広げるにも役立つでしょう。人とのつながりが増えると、思わぬチャンスに恵まれるかもしれません。
掛け持ちやダブルワークを検討しているなら、アプロ・ドットコムにご相談ください!
掛け持ちやダブルワークを考える際には、シフトの融通が利くかどうか、職場の雰囲気が自分に合っているかなどをしっかり見極めることが大切です。とはいえ、すべて自分で情報を集めて比較するには時間と労力もかかり、仕事をしながらでは難しいでしょう。
また、求人だけでは職場の実際の様子や人間関係など、細かな部分までは把握できません。そうした点を打破するには、人材派遣会社や転職エージェントの活用がおすすめです。希望条件に合った職場を紹介してもらえるのはもちろん、職場の内情や過去の評判なども教えてもらえるためです。
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