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薬剤師の仕事・キャリア
2025.08.15
「薬剤師の履歴書」採用担当者の目に留まる書き方とは?

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転職を成功させるためには、履歴書や職務経歴書などの書類審査を通過しなければなりません。多くの履歴書のなかで採用担当者の目に留まるためには、何が必要なのでしょうか。今回は、薬剤師の履歴書の書き方の基本と、採用担当者の目に留まる志望動機の書き方を紹介します。
履歴書の基本ルール
履歴書とは、名前や住所、学歴、職歴、保有資格など、個人のプロフィールを簡潔にまとめた書類で、転職先への挨拶状ともいえます。履歴書のルールに則った書き方をしないと、社会人としての常識がない人と評価されるケースもあるようです、誤字脱字が多い履歴書も、ミスが多く丁寧に仕事をしない人と判断されてしまう可能性があります、。
まずは、履歴書の基本のルールを押さえましょう。履歴書は特に指定がない場合、市販のものを使用します。年を記入する際は、履歴書内で統一されていれば和暦(令和7年)、西暦(2025年)のどちらでも構いません。
住所は都道府県から書き、アパートやマンション名は省略せずに記載します。電話番号は固定電話・携帯電話のどちらかで、連絡がつきやすい番号を書いておきましょう。メールアドレスはパソコンのアドレスを記載するのが一般的です。なお、現職のメールアドレスを書くのはNGです。書類上の敬称は病院なら「貴院」、薬局なら「貴局」、ドラッグストアなど運営元が株式会社なら「貴社」と書きます。
免許・資格欄には薬剤師免許を取得した年月を記載します。認定薬剤師や専門薬剤師の資格を持っている場合は必ず記載しましょう。
手書きだと熱意が伝わると思われがちですが、手書きでもパソコンでも合否に影響はありません。ただし、応募先から指定がある場合は従うようにしてください。パソコンで作成すれば、複数の薬局・企業に応募する際に、志望動機以外を活用することができます。
手書きの場合は、黒のボールペンを使用して、丁寧で読みやすい字で書きましょう。間違った場合は修正液を使ったり、二重線で消したりせず、新しく書き直します。上手な字でなくても、丁寧に書いた字ならば熱意は伝わります。パソコンならフォントを統一し、見やすくなるよう文字サイズや行間を整えます。
いずれしろ、大切なのは読みやすさです。しっかり伝わるように意識した履歴書なら、採用担当者や人事担当者は「患者様の立場になって丁寧に仕事をしてくれそうな人」と評価してくれるでしょう。
履歴書の提出方法は、メールで送信、郵送、面接に持参するなど、応募先の指示に従いましょう。指示に従わなかった場合、細かい点を確認しない人といったマイナスの印象を与えます。
職務経歴のまとめ方
最初に学歴を書き、1行空けて職歴を書きます。学歴は高校卒業から書くのが一般的です。入学、卒業年度を確認し、大学は学部や学科まで省略せずに記載しましょう。
職歴は「〇年〇月 医療法人○○会 ○○病院薬剤部に入職 □年□月 一身上の都合により退社」と時系列に記載します。職場は(株)、(医)などのように省略せず、正式名称を記載します。職歴は正社員だけでなく契約社員、パート・アルバイト、派遣社員として働いた期間も記入しましょう。
職歴が多すぎて書ききれない場合は、「職歴については職務経歴書に記載」とし、職務経歴書を作成します。薬剤師の場合、転職回数が多いことは珍しくなく、むしろ多様な経験を持っていると高評価を得られることもあります。
退職理由は「一身上の都合により退社」「会社都合により退職」などとするのが一般的です。結婚、出産、育児、介護、薬局の移転などや、むを得ない理由で退職となった場合は、その理由を記載します。派遣で働いた期間がある場合は、派遣元と派遣先を分けて記載し、「派遣期間満了につき退職」とします。
学歴、職務経歴に抜け漏れがあると、後に事実が判明した際に問題になる可能性があり、最悪の場合は内定が取り消されるため慎重に記載しましょう。
志望動機のまとめ方
履歴書のなかで採用の合否に関わる重要な部分です。例として挙げられている文章をそのまま使うのではなく、必ず自分の言葉でまとめます。志望動機欄に空欄が多いと熱意に欠けると判断されがちです。8割以上が文字で埋まるように意識しましょう。文字数の目安は200~300字程度です。
なぜ、この薬局・病院で働きたいのか、経験や自分の強みを活かしてどのように貢献できるか、入社後に挑戦したいことの3つを書き出すと、まとめやすいでしょう。また、応募先の求める人材像や経営方針と自分の強みや入社後に挑戦したいことをリンクさせると、熱心に企業研究をしていることが伝わります。
履歴書を見て「この人と一緒に働きたい」「この人なら薬局・病院で活躍してくれそうだ」と採用担当者・人事担当者に思ってもらうことが、書類選考突破のコツです。
履歴書の書き方に悩んだら、「アプロ・ドットコム」にご連絡ください
志望動機で自分の強みをアピールするのは難しいもの。特に200~300字とコンパクトにまとめるためには、情報を取捨選択が大切です。
薬剤師の転職支援で実績のある「アプロ・ドットコム」では、経験豊富なキャリアアドバイザーがヒアリングを通して、あなたの強みやアピールポイントを明確にします。働きながらの転職活動は時間を取りづらく、いろいろなことが後回しになりがちです。
アプロ・ドットコムを活用して効率よく転職活動を進め、納得できる職場を選んでいただければと思います。興味がある方は、無料サポート登録からお問い合わせください。