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スタッフブログ

薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2025.09.02

薬剤師の転職支援サービス 登録時に確認しておきたいチェックポイント

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薬剤師の正社員転職を成功させたいなら、転職支援サービスを活用して見るという手があります。以前は薬剤師の転職は売り手市場といわれていましたが、今は薬学部の増加もあり薬剤師の人数が増加しており、買い手市場に近づきつつあります。

そこで活用したいのが転職支援サービスです。薬剤師の求人を扱う転職支援サービスは数多くあるため、充実したサービスのある転職支援サービスを選ぶことが転職成功のカギを握ります。ここでは登録時にチェックしておきたいポイントを6つ紹介します。

そもそも転職支援サービスとは?

転職を考えた際、インターネットやハローワークで求人を検索したり、薬局やドラッグストアのホームページでチェックしたりするかもしれません。ただ、ヒットする件数が多いと自分にあった求人を探すのは大変です。

そんなとき、転職支援サービスを活用すると、転職活動がスムーズになります。転職支援サービスに登録すれば、膨大な量の求人から、あなたのスキルや経験、希望するキャリアにあった求人をキャリアアドバイザーがピックアップしてくれます。働きながら転職する人にとって、業界情報や求人情報の収集・取捨選択を任せられるのはうれしいポイントです。

なお、転職支援サービスの利用料は無料です。サービスを展開する企業は、ドラッグストアや薬局に最適な人材を紹介し、入社が決まったら企業から紹介手数料をもらいます。入社が決まらないと売上が立たないため、キャリアアドバイザーは企業が求めるスキルや経験と求職者のマッチ度を詳細に精査しています。これまでのキャリアや希望条件などの情報が多ければ多いほど、理想に近い求人の紹介が増えると考えていいでしょう。

薬剤師専門の転職サービスの利用がお勧め

薬剤師として正社員をめざす場合は、多くの業種・職種を扱っている総合型の転職支援サービスより、薬剤師専門のサービスの利用をお勧めします。薬剤師専門なら、ドラッグストアや調剤薬局、病院、製薬会社の現状に精通しているので、質の高い求人の紹介をしてもらえます。また、面接の日程や就業開始日の調整、給与交渉なども転職支援サービスの担当者が代行してくれます。転職の手間や時間を大幅にカットできるため、働きながら転職活動をする際の強い味方になるでしょう。

薬剤師専門の転職支援サービスとひとことでいっても、求人の質やサポートにはバラつきがあります。選ぶ際には、次の6つのポイントを確認してください。

1.マッチング実績の豊富さ

求人数の多さをチェックするのは当然でしょう。そもそも扱う求人が多くなければ、自分に合った職場が見つかる可能性は低くなります。さらに豊富なマッチング実績は、既に多くの薬剤師がそのサービスを利用して成功している証拠です。求職者のニーズに合った求人が多く、キャリアアドバイザーが適職を紹介してくれていることがわかります。

「通勤しやすいエリアで働きたい」「高い給与が欲しい」「人間関係のよい職場で働きたい」など、転職先に求める希望条件はさまざまです。一人ひとりの薬剤師の希望を的確に把握し、数多くの求人の中から条件を満たす職場をピックアップできるからこそ、マッチング実績が豊富になるわけです。

また、給与、休日など、一部の就業条件には満足できないけれど、その他の条件は魅力的という求人に出会った場合は、条件交渉をしてもらえます。転職支援サービス会社は、企業とのリレーションがあるので、あなたのアピールポイントを上手に伝えながら交渉してくれるはずです。

必ず成功するとはいえませんが、自身で交渉するよりは成功率は高くなります。できる限り希望条件が叶うよう交渉してくれる転職支援サービスは、マッチング成功率が高いといえるでしょう。

公式サイトなどで、紹介実績件数や利用者満足度を確認してみましょう。口コミ情報も参考になりますが、ポジティブでもネガティブでも個別事情による主観が強くなります。情報を鵜呑みにすることなく、参考程度に留めておきましょう。

2.希望条件や志向、将来のキャリアに合った求人を紹介してもらえるか

求人の数が多くても、希望に合った求人を紹介してもらえないようでは意味がありません。転職は自分のキャリアパスを大きく変える機会です。薬剤師は他職種と比べると、転職回数が多くても不利になりにくい傾向がありますが、あまりにも多かったり短期間で転職を繰り返していたりすると「飽きっぽい人」「嫌なことがあったらすぐにやめる人」と判断され、その後の転職がうまくいかなくなるかもしれません。正社員転職では将来は管理職になってほしいと考える企業も多いため、転職の回数は留意しておいたほうがいいでしょう。

キャリアアドバイザーには、自分の希望する就業条件、志向、将来のキャリアパスなどについて、具体的に説明するようにしましょう。自己分析やキャリアの棚卸しが必要ですが、働きながらでは時間が限られてしまい、自分のことを客観的に見つめるのは意外と難しいものです。転職支援サービスを活用すれば、キャリアアドバイザーと会話をしながら、自己分析やキャリアの棚卸しができます。

転職したいと思った理由も、ポジティブ、ネガティブを問わず詳しく話してみてください。うまく考えがまとまっていなくても、経験豊富なアドバイザーが話を整理して、あなたの意向を言語化してくれます。コミュニケーションを続けていくうちに、ぼんやりしていたキャリアパスが明確になるでしょう。

自己分析、キャリアの棚卸しをする時間がない人、うまく整理できる自信がない人は、サポートをしてもらえる転職支援サービスを選びましょう。

転職理由を明確に伝えると、希望に合った職場に出会いやすい

転職をすると決めたら、必ず理由があるはずです。転職理由を深堀りしないと、同じような職場を選んでしまい、考え直したくなることがあります。

たとえば、転職する理由としてよくある人間関係の場合、どんなところが悪かったのかまで突き詰めて考えないと、また同じような職場を選んでしまいがちです。

たとえば「自分と年齢が異なる人が多い職場での疎外感が嫌だった」なら、風通しがいい職場を選ぶという選択肢があります。あるいは「ママ薬剤師が少なく、育児との両立に理解が得られなかった」という場合は、子育て中の薬剤師が多く働いている職場を選ぶなど、同じ「人間関係が悪い」という転職理由でも、次に押さえておくべき条件はさまざまです。

気になる転職支援サービスを見つけたら、勤務地、業態、給与など希望条件を指定して求人検索をしてみてください。自分の希望に合う求人が多ければ、いい転職が実現する可能性は高いといえます。

人気企業ほど非公開求人が多い

自分の希望条件にあった求人が多くなくても、求人の数が多かったり、質が良かったりしたら、登録して話をしてみましょう。求人には、企業の採用方針や事情により、サイトでは公開していない「非公開求人」が存在します。これは転職支援サービスに登録しないとアクセスできない情報で、人気企業ほど非公開求人が多い傾向があります。求人サイトで公開してしまうと応募者が殺到してしまい、採用活動に支障が出るためです。

3.履歴書、職務経歴書、面接対策をサポートしてくれるか

転職では、就職活動で経験した履歴書、面接に加え、職務経歴書が必要になります。自分のプロフィールを簡潔に記載する履歴書に対し、職務経歴書はこれまでの職場と仕事の経験、成果、取得したスキルなどをまとめたものです。

履歴書で重要なのは志望動機

新卒の時は学歴だけを記入しましたが、転職時には学歴の下に職歴も記入します。在職中に認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取得した場合は、資格名と取得年月日を正確に記入しましょう。

履歴書のなかで採用の合否を左右するのは志望動機です。なぜこの職場で働きたいのかを200字~300字程度に簡潔にまとめます。転職をする理由、志望先の魅力、志望先で自分が貢献できることの流れでまとめるとよいでしょう。

とはいえ、200字~300字程度にまとめるのは意外と難しいもの。また企業研究も欠かせません。仕事が忙しい薬剤師は、企業情報を提供してくれたり、履歴書の書き方をアドバイス・添削してくれたりする転職支援サービスを選ぶとよいでしょう。

職務経歴書が書類選考突破のカギを握る

職務経歴書は転職時の必須アイテムです。第二新卒はポテンシャルを重視した採用が行われるため、職務経歴書のウェイトは下がりますが、経験が豊富な薬剤師ほど職務経歴書が書類選考突破のカギを握ります。忙しい採用担当者に、自分の経歴、実績をわかりやすく伝え、「一緒に働きたい」「活躍してもらいたい」と思ってもらうことが大切です。

さまざまな経験をしてきた人ほど、どの職歴、どの実績をアピールすればよいか悩むでしょう。採用企業の求める人材像に合わせて選ぶのが基本ですが、何を書けばいいのか迷うこともあるでしょう。

せっかく高いスキルや実績があったとしても、企業に伝わらなければ意味がありません。転職支援サービスでは、どの実績をどのようにアピールすればよいか、アドバイスをしてもらえます。

面接対策も必須

書類選考を突破したら面接が待っています。面接はお互いの相性を把握するための重要な場所です。人間性や立ち振る舞いも重視されるため、ビジネスマナーもしっかりと押さえておきましょう。

調剤薬局やドラッグストアで日頃患者様と接していたとしても、面接はまた違う環境です。慣れも必要なため、面接対策を行ってくれる転職支援サービスなら、自信を持って面接に臨めます。

4.業界や企業に関する情報を提供してくれるか

転職時に業界や企業研究は必須です。ただし働きながらの転職活動で、業界や企業研究をする場合は時間の確保が難しくなります。転職活動は孤独になりがちで、独力で進めるとなるとリサーチに時間を取られます。

転職支援サービスなら、業界や企業に関する情報の中でも大切なところだけをピックアップして教えてもらえるので、大幅な時間の短縮になります。キャリアアドバイザーと良好な関係を築ければ、常に仲間がいるような気分も味わえるでしょう。

職場の雰囲気、人間関係など、求人情報以外の情報が手に入る

求人票には、給与や勤務時間、勤務地といった基本情報しか載っていませんが、職場の雰囲気、人間関係、実際の残業時間、離職率などのリアルな情報も知っておきたいものです。転職支援サービスは、企業のリアルな情報を把握しており、以前にマッチングした利用者からの情報も集まっています。マッチング実績が豊富な転職支援サービスほど、数多くの情報が集まっており、客観性が高いといえるでしょう。

5.対応はスピーディー・スムーズか

転職活動はスピードが大切です。採用予定者1名の求人に複数人が応募することもあり、先に他の人に決まってしまったら終了となります。タイミングを逃すと応募できなくなったり、内定が出たのに連絡が遅れて辞退扱いになってしまったりするケースもあります。転職支援サービスの担当者のスピードは、重要なポイントです。

「働きながら転職活動をしているため、連絡の電話は18時以降と伝えていたのに午前中に連絡が来る」「以前伝えたことを覚えていない」など、担当者とのやりとりで不信感が高まることもあります。スムーズに対応できる担当者なら、余計なストレスを感じることなく、転職活動に集中できます。

担当者の対応を評価するうえで、メールの時間とやりとりの内容は重要な要素です。担当者に不安がある場合は、変更の相談をしてみましょう。

6.急がせたり特定の企業・ブランドの求人を勧めたりしないか

転職支援サービスは、独立系と大手調剤薬局やドラッグストアなどの傘下にあるタイプがあります。大手調剤薬局の傘下にある転職支援サービスは、親会社の薬局の求人を積極的に進めるケースも多いようです。

なかには紹介手数料の高い求人ばかりを勧めたり、早く内定を取らせようと急がせたりする転職支援サービスもあるようです。自分の希望条件に合わない求人を強くお勧めされたり、断りづらかったりしたら、別なサービスへの切り替えを検討してください。

6つのポイントを全て備えているアプロ・ドットコム

薬剤師に特化した転職支援サービスのなかで、アプロ・ドットコムは今回紹介した6つの条件を全て満たしています。

ひとりのキャリアアドバイザーが薬剤師と企業を両方担当するので、対応がスピーディかつスムーズです。企業と薬剤師の担当が分かれている転職支援サービスの場合は、情報の齟齬があったり時間がかかったりすることもあり、ミスマッチのリスクが高まります。

25年以上の業界経験があるアプロは、薬剤師の転職事情に精通しており、豊富なマッチング実績があります。まずは、アプロのサイトで求人問い合わせや無料サポート登録をしてみてください。専任のキャリアアドバイザーがあなたの希望を丁寧にヒアリングして、最適な求人を紹介します。転職すると決意していない方も、お気軽にお問い合わせください。