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薬剤師の仕事・キャリア

2025.07.11

ドラッグストアで働く薬剤師のメリットとは?

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ひと昔前までは、薬剤師の人気求人の多くは調剤薬局でした。ドラッグストアは仕事が多岐に渡ること、OTC医薬品の対応が必要なことなどから敬遠する薬剤師も多くいました。ところが現在では、ドラッグストアで働きたいという薬剤師が増えているようです。薬剤師らしい仕事はOTC医薬品だけというのは昔の話で、多くのドラッグストアが調剤薬局を併設しています。

ドラッグストアは調剤や投薬といった業務だけでなく、多くの人とコミュニケーションを取る機会があり、販売促進、マーケティング、店舗経営など幅広い仕事ができるため、活躍の場が広がります。全国にチェーン展開していて店舗数が多い企業の場合は、マネジメントや経営などスケールの大きい仕事をするチャンスがあり、さらに将来性も期待できることから非常に魅力的な環境といえるでしょう。

ここからは、そんなドラッグストアでの薬剤師の仕事内容と、働くメリットについて詳しく紹介します。

ドラッグストア薬剤師の仕事内容とは?

ドラッグストアでの業務は多岐にわたりますが、調剤薬局併設店舗とOTC医薬品専門店舗では仕事内容が異なります。

・調剤薬局併設店舗

調剤薬局がある場合、薬剤師の仕事は調剤と投薬がメインになります。この業務は一般の薬局と同じですが、これに加えて、店頭でのOTC医薬品の販売とそれに伴う健康相談を受けたり、レジ打ちや品出しをしたり、商品の在庫や陳列棚の管理を行ったりします。調剤業務と店頭業務で担当の日が分かれていたり、時間帯ごとにローテーションしたり、店舗によっては調剤担当と店頭担当を分けて採用している場合もあります。

・OTC医薬品専門店舗

調剤薬局がない店舗の場合、メインの業務はOTC医薬品の販売と服薬指導、健康相談になります。医薬品だけでなく、サプリメントや健康食品などへのアドバイスを求められることも多いでしょう。

常に売り場にいることから、販売促進戦略を考えたり、POPなどを作成したり、レジ応援に入ったり、商品の在庫管理や品出しも行います。売り場にいてお客様から話しかけられることも多いため、取り扱っている商品の配置や知識が必要です。

では、薬剤師がドラッグストアで働くメリットにはどんなことがあるのでしょうか。

ドラッグストアで働くメリットとは?

「いろいろな仕事があって大変そう」と思うかもしれませんが、実はメリットが多いのもドラッグストアの特徴です。具体的に見ていきましょう。

・幅広いスキルが身につく

ドラッグストアは薬局業務も行いますが、基本は小売業です。店舗の売上を上げるため、販売促進計画を立て、店頭イベントを企画して実施するなど業務内容が幅広いので、店舗運営のノウハウなどのさまざまなスキルが身につきます。お客様、薬剤師以外のスタッフ、取引先など、多くの人と接する中でコミュニケーション能力や傾聴スキルも磨かれるでしょう。

・さまざまなジャンルの商品知識が身につく

医薬品や健康食品だけでなく、店舗で取り扱うさまざまな商品の知識が身につきます。基礎化粧品やメイクアップ商品のトレンド、便利な日用品、食品や飲料の新商品など幅広いジャンルの商品があるので楽しみながら覚えられるでしょう。

・地域のお客様のサポートができる

ドラッグストアには地域のお客様が日常的に訪れます。ちょっとした健康相談から適切な市販薬をアドバイスしてセルフメディケーションをサポートしたり、場合によっては医療機関への受診を勧めたり、身近な人たちの健康維持の力になれます。

・柔軟な働き方ができる

ドラッグストアの店舗は定休日がなく長時間営業しているため、勤務はシフト制がほとんどです。勤務時間、勤務曜日が固定されないため、平日の休みに用事を済ませたり出かけたりできます。フルタイムではなく短時間勤務も選択できるため、家族の予定に合わせるなど余裕のある柔軟な働き方が実現できます。

・キャリアアップがめざせる

大手のドラッグストアでは、管理薬剤師や店長、エリアマネージャーなどのキャリアパスがしっかり用意されています。キャリアアップしていきたい人には魅力的でしょう。企業によっては、パートナーの転勤時に同じエリアの店舗へ異動できる制度があるなど、ライフイベントが発生してもキャリアを諦める必要がありません。

・制度が充実している

ドラッグストアは年収が高いことに加え、福利厚生などの制度が充実している傾向にあります。薬剤師を対象にした薬剤師賠償責任保険の加入はもちろん、勤務する店舗で買い物する際に社員割引が適用されたり、自分や家族の薬代をサポートしてくれたりします。

また、勉強会を開催したり、研修参加費用を補助したりするなど、薬剤師としてのスキルアップも支えてくれる企業が数多くあります。

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