• TOP
  • スタッフブログ
  • 転職回数が多めの薬剤師は押さえておきたい 面接での自己アピールのポイント

スタッフブログ

薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2024.01.29

転職回数が多めの薬剤師は押さえておきたい 面接での自己アピールのポイント

  • 薬剤師
  • 転職
  • 求人
  • 面接
  • 職務経歴書
  • アプロ・ドットコム
  • 転職回数

他職種と比較して薬剤師の転職回数は多い傾向ですが、30代で3回以上転職をしている場合、採用担当者に疑問を抱かれることがあります。なぜなら、「すぐに辞めてしまうのではないか」「トラブルを起こしがちな人ではないか」といったことが気になるからです。病院、調剤薬局、ドラッグストアなどさまざまな職場を一貫性がなく転職している場合も、「飽きっぽい人」と判断されることがあります。

とはいえ、転職回数を実際よりも少なくいうのは絶対にNGです。面接等で話の辻褄が合わなくなったり、勤務後に発覚した場合は信用を失ってしまいます。

ここでは転職回数の多さをメリットに変え、転職を成功させるための秘訣を紹介します。

1.転職理由をポジティブに伝える

面接では必ずといっていいほど転職理由を聞かれます。転職回数が多い人ほど、深堀りされるため要注意です。履歴書や職務経歴書に記載する志望動機にも、転職理由は絡んできます。書類と面接で転職理由に一貫性があることが大事なので、早めに準備をしておきましょう。

上司や同僚と相性が合わなかった、年収が低かった、希望の仕事を任せてもらえなかったというネガティブな原因が転職理由であったとしても、そのまま伝えないでください。コミュニケーション力が低い人、他責思考の人と判断され、採用をためらわれてしまいます。

良いチームワークの中で働きたい、これまでのキャリアを活かして新しい仕事にチャレンジしたい、自分が望むキャリアを実現するためなど、ポジティブな言葉で転職理由を伝えましょう。前向きに働く意欲がある人、長く働いてもらえそうという印象を採用担当者に与えることが大切です。

なお、勤めていた薬局が倒産した、家庭の都合で引っ越しする必要があり退職した、病気やけがで離職したなど、やむを得ない事情の場合は事実を伝えても問題ありません。

2.以前転職した理由や悩みはクリアしていることを伝える

1回目の転職で自分の希望の働き方を実現できなかった、さらに2回目の転職でも実現できず3回目の転職をする場合、採用担当者はどのような職場でも満足できない人と判断する可能性があります。目的を持って転職をしているのかと疑う人もいるでしょう。

前回転職した理由や悩みは転職先の職場で達成できた、そのうえで新たに挑戦したいことが見つかったから転職をするなど、キャリアを着実に重ねていることをアピールしましょう。

3.キャリアを通じて得た経験・スキル・強みを具体的に伝える

新卒採用とは異なり、転職市場では即戦力が求められます。経験してきた業務、身につけたスキル、資格、強みなどを具体的に伝えましょう。たとえば、担当したことがある科目、得意な科目は詳細に説明します。また、1日に扱ってきた平均的な処方箋枚数などを具体的な数字を使って説明できると、客観的になり真実味が増します。さまざまな業種、科目を担当した経験がある場合、どのような科目でも対応可能という点もアピールポイントになります。

また、リーダーや新人教育担当などのマネジメント経験や、かかりつけ薬剤師の経験がある方は大きなアドバンテージになります。在宅医療などに注力している職場なら、在宅医療経験者は喉から手が出るほど欲しい人材でしょう。

ほかにも業務改善案を提案した、投薬での説明がわかりやすいと患者様から好評だったというエピソードも高評価を得られます。即戦力として活躍してくれそうという印象を与えられれば、転職回数が多くても不利になることはありません。

どこがアピールポイントになるかわからない場合は、志望する薬局やドラッグストアの企業研究を行いましょう。志望する職場で扱いが多い科目、望む人材像、これから力を入れていきたい分野などに自分の志望動機をリンクさせると、採用担当者は働いている姿をイメージしやすくなります。

4.志望動機を強くアピールし、長く働きたいことを伝える

薬剤師が働ける場所は数多く存在します。その中で、なぜこの薬局・ドラッグストアで働きたいのか、という志望動機を強くアピールすることも重要です。採用担当者は働き始めてすぐに辞めてしまうことを恐れます。熱意があること、長く働いてくれることをアピールすると良いでしょう。

ただ、熱意は抽象的なものであり、言葉だけでは真意がわかりません。熱心に企業研究をしたり、実際に店舗に行ってみたりするなど、具体的な行動を起こして面接で伝えましょう。

転職回数が多い人ほど、「アプロ・ドットコム」にご相談ください

今度こそ自分にあった職場に出会いたい、長く働いてキャリアアップをしていきたいという方は、転職エージェントを上手に活用するのが成功の秘訣です。業界に精通したキャリアアドバイザーが適切なアドバイスを行うので、インターネットで例文として掲載されているような抽象的な志望動機ではなく、自分らしさあふれる志望動機を作り上げることができます。

薬剤師の転職支援について25年の実績があるアプロ・ドットコムなら、志望動機の作成から面接対策まで丁寧にフォロー。職務経歴書の書き方のアドバイスや、面接日程・入社日の調整、条件交渉まで、全てサポートします。

正社員、パート・アルバイト、派遣など多様な雇用形態の求人を扱っているのも特徴のひとつです。まずはお気軽にご相談ください。