履歴書の書き方

履歴書に関しては、「事実を書く」欄が多いため、書く内容に困るということはほとんどないのではないでしょうか。(困るとしたら「志望動機」ぐらいだと思います)しかし・・・【ご注意ください!】その「事実を書く」欄については、「書き方のルール」が存在します。例えば、学歴や職歴はどう記載するのが正しいかご存知ですか?その一つ一つの細かいルールをここで記載すると膨大な量になってしまうため、特別レポートをご用意しました。このページの内容と合わせてご活用ください。

履歴書の基本的スタンス

まず履歴書とは、あなたの「これまでの経歴を簡潔にまとめたもの」であることを理解しましょう。したがって、これまでの経歴・資格を簡潔に書くことを意識してください。また、実際に面接へと選考が進んだ際の「話題のタネ」になるものですから、面接で話したいこと、アピールしたいことを上手に表記することも意識してください。履歴書は職務経歴書とは異なり「趣味・スポーツ」などを記載する欄もあります。「話題のタネ」という点から考えれば、ただ「読書・音楽鑑賞」などと書くのではなく好きな作家名やジャンルを記載することも大切です。

履歴書を書く際の基本事項

  • 丁寧に心を込めて書く。
  • 誤字、脱字に注意。
  • 記載漏れに注意する。
  • 手書きの場合、間違えたらもう一度書き直す (修正シールなどは使わない)
  • 黒インキまたはボールペンで書く。
  • 文字の間隔やバランスなど体裁を整えて見やすいものにする。

※以前は「履歴書は手書きが当たり前」という慣例がありましたが、最近はその慣例もなくなりつつあります。特に指定がない場合はパソコンで作成したものでも提出可能です。

好印象を与える履歴書の写真

  • スーツ着用の写真。
  • 髪型は、清潔な印象を与えるカット。
  • 少し微笑んでいるような柔和な表情で。
  • 写真を添付サイズに切る場合は、きちんとまっすぐに。(ハサミを使う場合は特に注意)

内容を書く際の注意点

  • 自分の言葉で表現する。(個性のない言葉では、何も伝わりません)
  • 明瞭簡潔に、読みやすい分量にまとめる。
  • 一文がダラダラと長くならないように注意。

免許と資格について

自分がどれほどの実績をあげられるかを示す免許、資格欄は強調して詳細に書きましょう。

履歴書の顔は「志望動機」

自分を売り込む精神を最大限発揮する重要な部分です。
200文字程度で、簡潔かつ明確に自分の経験と仕事上得意とすること・考えなどをまとめ、志望動機へと繋げます。
企業への志望動機のポイントは、以下の2点。
作成にあたって、念頭に置くようにしてください。

(1)会社への理解・共感
→ なぜ他社ではなく、その会社なのか?

(2)募集職種への理解・熱意
→ なぜ他職種ではなく、その職種なのか?

志望動機の基本事項

  • 単語ではなく文章で書く。
  • 経験、事実を踏まえて書く。
  • そこから何を得たか書く。
  • 仕事にどう活かすか書く。
  1. パターン1
    前職までに○○を経験してきた
    この経験を貴社で活かしたい。

    ※経験が活かせる職務内容なのか、具体的な活かし方はどのような方法なのか、を詳細に分析・明示することが大切です。

  2. パターン2
    前職の経験の中で○○と考えるように。
    その思いをこの職で叶えたい。

    ※思いが独りよがりなものではないか、その思いを企業も大切にしているか(どの点から「大切にしている」と考えたのか)その思いの強さを詳細に分析・明示することが大切です。

  3. パターン3
    私は社会人として○○な人間になりたい
    その思いをこの職で叶えたい。

    ※思いが独りよがりなものではないか、具体的にどのようにしたら「なりたい自分」になれるのか、その思いの強さを詳細に分析・明示することが大切です。