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アプロママ特集

薬剤師の仕事・キャリア

2025.06.20

ゼッタイ子ども優先!のママ薬剤師は派遣?パート?

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ママ薬剤師のなかには、子どもが最優先という人もいるでしょう。子育て重視派にとっては、いかに子どもとの時間を取れるかが仕事を選ぶ際の大きなポイントです。その点では正社員で働くのはなかなかハードルが高いため、派遣薬剤師かパート薬剤師を選択する人が多いかもしれません。

ただし派遣とパートは似ているようで、実はさまざまな違いがあります。何を優先するかによって向いている働き方が違うので、しっかり理解してから選択しましょう。

仕事内容

処方箋の確認・薬のピッキング・監査などの調剤業務、患者様への服薬指導、薬歴管理、発注、医師や看護師との連携などは薬剤師の基本業務であり、派遣でもパートでも行う業務です。

ただし派遣薬剤師の場合は、調剤や投薬がメインになるケースがほとんどで、業務範囲は限定的です。人材不足を補充するために募集されることが多く、一般的に即戦力を求められます。また長期的な人材育成やマネジメント業務も基本的には行いません。

パート薬剤師の場合は基本的な業務に加え、在庫管理やクレーム対応などの店舗業務を任されることもあり、業務範囲は広範囲です。また長期的に勤務することで職場に根付いたポジションとして、新人指導や後輩のフォローなど、指導役を担うことも。管理薬剤師のサポート的に動くケースもあります。

給与

給与面では派遣薬剤師のほうが高い傾向です。派遣薬剤師は時給が3,000円から4,500円程度、勤務エリアや経験によっても変わってくるのでさらに高額になるケースもあります。交通費が支給されないことが多かった派遣ですが、最近では交通費が支給される求人も増えています。ただし、昇給や賞与はありません。

一方で、パート薬剤師の時給相場は2,000円から2,800円程度です。パート薬剤師も派遣薬剤師同様に、地方や不便なエリアなどでは時給がもう少し高いケースもあります。派遣薬剤師に比べると低くなりますが、職場によっては昇給や賞与の可能性もあり、交通費は支給されるのが一般的です。

働き方

派遣薬剤師は、就業前に希望条件を確認し、それに沿った職場を探して契約を結びます。そのため「土日・祝日を除く週2日」「1日3時間」「子どもが学校に行っている間」「自宅近く」など、自由度が高い働き方が可能です。

子育て中のママ薬剤師にとっては1番のメリットでしょう。あらかじめ条件を決めることで、夜勤や負担の大きい業務などのやりたくない業務を避けることもできます。残業なしの求人を選べば定時できちんと終わることも可能。たとえ残業があっても、サービス残業はありません。

一方のパート薬剤師はシフト制で働くのが一般的です。派遣薬剤師同様に勤務時間や日数などは融通が利きやすいものの、仕事内容を選ぶことは難しいでしょう。職場によっては土日勤務や残業を断れない可能性があります。

雇用条件

派遣薬剤師は派遣会社と契約を結んで派遣先企業で働くため、福利厚生は派遣先ではなく派遣会社の制度が適用されます。数ヶ月から半年程度の短期間契約が多く、契約を更新することで同じ職場で最長3年まで働くことが可能です。

それ以上同じ会社で働きたい場合は部署を変えるか、社員になる必要があります。契約満了後に同じ職場での勤務を希望しない場合は、新たに次の職場を探すことになります。派遣として働き始め、その後社員をめざすことができる「紹介予定派遣」もあります。

派遣元と就業先が異なる派遣薬剤師に対して、就業先に直接雇用されるのがパート薬剤師ですが、雇用期間がある有期雇用です。3ヵ月から1年程度の比較的長い契約が多く、更新を前提とする継続雇用が一般的です。

「正社員登用制度」がある職場では社員になるチャンスもあるでしょう。一定の条件を満している場合は社会保険に加入でき、勤務先の福利厚生が利用できます。

派遣薬剤師が向いているタイプ

「子どもの成長を見守りながら、自分のスキルも活かしたい」という人に向いているのが派遣薬剤師。自由度が高く、高時給で効率よく短時間勤務で稼ぐことができます。短期間で契約更新をするため人間関係にも煩わされず、その都度勤務条件を変えることで「子どもの成長に合わせて働き方を変えたい」という希望も叶います。

パート薬剤師が向いているタイプ

子どもを優先しながらも安定して長く同じ職場で働きたいというタイプには、長期間勤務が前提のパート薬剤師がおすすめ。長く働くことで職場での人間関係に信頼関係が生まれ、安定した働き方ができます。さらに地域と深く関わることで患者様とも長期的な関係が築けるので、地域に根差して長く働きたいという人も向いているでしょう。

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転職相談に限らず、就業前の疑問や仕事への不安など、ぜひお気軽に相談してください。「ゼッタイ子どもが優先」「自分のキャリアも考えたい」など、どんなご希望も丁寧にヒアリングするので、パートでも派遣でもそれぞれに合った職場や働き方を紹介します。興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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