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アプロママ特集
求人トピックス
2024.10.18
ママ薬剤師は必見!パート薬剤師の平均時給相場をチェック
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子育てをしているママ薬剤師の中には、正社員として働き続けるのは大変だけど、ブランクを作らないためにパートという働き方を検討している人もいるでしょう。今まで正社員や派遣社員として働いてきた人のなかには、パートでどのくらいの収入を得られるのか心配という人も多いようです。
今回は、パート薬剤師の平均時給はもちろん、地域別や職場別の時給についても解説もします。扶養内で働く場合の金額シミュレーションや、パートとして働くポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
パート薬剤師の平均時給相場
パート薬剤師の平均時給は住んでいる地域や業種によって異なります。令和5年賃金構造基本統計調査によると、パートやバイトなどの短時間勤務の薬剤師の平均時給は2,832円でした。
地域別
都道府県ごとの平均時給は明らかになっていませんが、薬剤師の都道府県別の平均年収から推測すると、都心部よりも地方のほうが高い傾向です。都市部よりも地方の時給が高いのは、薬剤師の不足によるもの。
人口が都市部に集中していることや、薬学部が都市部に多いことから、地方では薬剤師の確保が難しくなっています。全ての地方が高時給とはいえませんが、薬剤師が足りない地域ほど、時給が高い傾向にあると考えられます。
職場別
調剤薬局は2,000円台の時給となっていることが多いようです。ただし、地方や薬剤師が不足している地域では、より高時給のケースもあります。
ドラックストアは1,800円〜2,600円の時給相場となっています。仕事内容や働く時間帯によっても金額は大きく異なります。また、新規店舗が増えて薬剤師不足になると高時給になるなど、エリアによっても時給が異なります。
病院は1,800〜2,200円程度と、ドラックストアよりも低めの時給相場になっています。時給が低い理由として、医師や看護師の人材確保が優先されることが挙げられます。
扶養内で働くための金額
所得税のかからない扶養内で働くには103万円以内に収入を抑える必要があります。年収が103万円を超えてしまうと、超過分に応じて所得税がかかるので注意しましょう。
また、特定の条件を満たした人は年収が106万円を超えると社会保険に加入しなければならず、扶養から外れてしまいます。以下の条件の全てを満たす人が加入対象となります。
・従業員数51人以上の企業で雇用されている
・週の所定労働時間が20時間以上
・月額の給与が88,000円以上
・2ヶ月以上の雇用が見込める
・学生ではない
なお、年収が130万円以上になると、全ての人が扶養から外れて社会保険に加入することになります。
103万円以内で働くシミュレーション
【時給1,800円の場合】
週に12時間以上働くと年収103万円を超えます。
・1日3時間×週3日で約77万円
・1日5時間×週2日で約86万円
【時給2,000円の場合】
週に10.8時間以上働くと年収103万円を超えます。
・1日3時間×週3日で約86万円
・1日5時間×週2日で約96万円
【時給2,500円の場合】
週に8.6時間以上働くと年収103万円を超えます。
・1日4時間×週2日で約96万円
106万円以内で働くシミュレーション
【時給1,800円の場合】
週に13時間以上働くと、年収106万円を超えます。
・1日5時間×週2日で約86万円
・1日6時間×週2日で約103万円
・1日4時間×週3日で約103万円
【時給2,000円の場合】
週に11.1時間以上働くと年収106万円を超えます。
・1日5時間×週2日で約96万円
・1日3時間×週3日で約86万円
【時給2,500円の場合】
週に8.8時間以上働くと年収106万円を超えます。
・1日4時間×週2日で約96万円
130万円以内で働くシミュレーション
【時給1,800円の場合】
週に15.1時間以上働くと年収130万円を超えます。
・1日5時間×週3日で約129万円
・1日7時間×週2日で約120万円
【時給2,000円の場合】
週に13.6時間以上働くと年収130万円を超えます。
・1日6時間×週2日で約115万円
・1日4時間×週3日で約115万円
【時給2,500円の場合】
週に10.9時間以上働くと年収130万円を超えます。
・1日5時間×週2日で約120万円
パートとして働くポイント
・時給が高い時間帯や休日に働く
パートとして働く場合、正社員が足りない時間や土日や17時以降、深夜帯などは高時給で働くことができます。とくに17時以降は時給が高いことが多いのでおすすめです。
調剤薬局は日・祝日が休みのことが多いですが、調剤薬局併設型のドラックストアでは営業していることも多いでしょう。
・スキルや経験を積む
スキルや経験を積めば、働いている職場で薬剤師として欠かせない人材になり、時給アップが期待できます。薬剤師としての資格だけではなく、専門的な知識があることをアピールできると良いですね。
たとえば、薬剤師のパートとして働きながら、認定薬剤師、ケアマネジャーなど、新たな知識や資格を取得すれば、今後のキャリアアップにもつながるでしょう。
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