スタッフブログ
薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。
病院・薬局トレンド
2026.02.24
薬局のサービスと仕事が変わる!「生成AIを活用できる薬剤師」が求められる理由
- 求人
- 仕事
- アプロ・ドットコム
- かかりつけ薬剤師
- 在宅医療
- 生成AI
- コミュニケーション
- 薬剤師
生成AIは、「生成的人工知能(Generative AI)」の略で、新しいデータやコンテンツを自ら作り出すことができる技術です。近年は、このようなAIの進化は医療分野に大きな影響を与えています。人の知識や経験に頼っていた処方のチェックや副作用の予測といった作業にも、AIの導入が進んでいます。
これからは生成AIを活用できる薬剤師が求められていくでしょう。この記事では、生成AIにより薬剤師の仕事がどのように変わっていくかを解説します。
生成AIによって薬局業務は変わっていく
生成AIの導入により、薬局での業務は大きく変わりつつあります。これまで薬剤師は処方箋のチェックや薬歴の管理、患者対応などに多くの時間を割いていましたが、AIの活用によってこれらの作業が効率化され始めました。
薬局では患者様対応のチャットボットや薬歴の自動作成ツールなどが導入され始め、業務の負担軽減につながっています。では、具体的に生成AIはどのように活用されているのでしょうか。
薬歴記載
薬歴記載にもAIが使用されています。薬の種類や数量が正しいかどうかをチェックする作業はAIが得意とする分野です。また、音声入力機能を活用すれば、話すだけで薬歴を入力できるため、タイピングが苦手な方でもスムーズに作業が進められます。
自動で漢字変換も行われるため、変換ミスの心配も少なく、入力の手間が軽減されます。さらに、患者様との会話をそのまま文章に変換するシステムも登場しており、会話内容をリアルタイムで記録できるようになっています。
服薬指導の質の向上
生成AIを活用すると、AIが処方内容や薬歴を分析し、疾患に応じた指導内容を提案してくれるため、指導の質を高めるサポートができます。たとえば、食事や生活習慣の注意点、季節による体調の変化など、さまざまな観点からAIはアドバイスを行います。
在庫管理・副作用の早期発見
薬歴管理は患者様の過去の処方データを扱う重要な業務ですが、調剤や服薬指導に追われると、つい後回しになってしまうこともあります。その際に生成AIを活用することで業務負担を大きく軽減できます。AIは薬歴データを分析し、併用薬による相互作用や副作用のリスクを的確に把握するのが得意です。
処方監査・相互作用チェック
処方監査でも生成AIの活用は進んでいます。薬や疾患に関する情報を学習したAIは、処方内容に問題がないかをチェックする際のサポートとして有効です。
たとえば、添付文書に記載された禁忌や、併用薬との相互作用がある場合に、AIはアラートで薬剤師に知らせるので、禁忌を見落として薬を渡してしまうといった調剤ミスの防止につながります。AIの導入によって、処方監査や疑義照会の精度が高まり、薬剤師の確認作業をより確実なものにできます。
生成AIには不安点もある
生成AIの導入には多くのメリットがある一方で、注意すべき点もあります。AIは便利なツールですが、常に正確な情報を提供するとは限りません。不正確な内容や、実在しない情報を生成してしまう現象が起こることもあります。
もし薬局業務で誤情報が使われてしまうと、患者様に深刻な影響を与える恐れがあります。そのため生成AIを活用する際には、薬剤師が内容をしっかりと確認し、正しく使う体制を整えることが重要です。
また、AIに任せられる業務と人間にしかできない業務をきちんと区別し、AIを補助的な役割として活用することも大切です。調剤作業や情報管理などはAIでも対応できますが、患者様の表情や話し方、雰囲気から体調を読み取ったり、生活スタイルや家族構成に合わせた服薬のアドバイスをしたりするのは人間にしかできないことです。
そのため、現在では薬を渡すだけでなく、かかりつけ薬剤師として患者様の生活全体を支える役割も求められるようになっています。こうした背景からも、薬剤師の共感力や判断力といった人間的な側面は、これからも大切にされるべき専門性だといえるでしょう。
生成AIを適切に使える薬剤師になろう!
これからの薬剤師にはAIを活用して対人業務の時間を確保し、その質を高めるスキルが求められます。AIをうまく取り入れれば業務の効率化だけでなく、患者様とのコミュニケーションにもより多くの時間を割けるようになります。
また、将来にわたって必要とされる薬剤師であるためには、専門性の高い資格を取得することも大切です。資格を取得すれば、かかりつけ薬剤師や在宅医療に関われるなど、キャリアの幅も広がるでしょう。
「アプロ・ドットコム」は薬剤師のスキルアップを支援するために、120時間以上の派遣勤務を行った方にeラーニング講座を無料で提供しています。スマートフォンやタブレットにも対応しており、1,100種類以上の講座から、興味のある内容を40単位(120コンテンツ)まで自由に受講可能です。
講座の内容は、基礎知識から医薬品情報、OTC医薬品、サプリメント、アロマ、漢方など多岐にわたります。自分のペースで学習を進められるので、忙しい方にもぴったりです。なお、認定薬剤師の申請には、申請日から過去4年以内に40単位以上の取得が必要となります。「アプロ・ドットコム」のeラーニングを活用すれば、1年でその条件を満たすことができます。
派遣薬剤師として働きながら、スキルアップと資格取得を同時にめざしてみたい方は、「アプロ・ドットコム」の求人情報サイトで「はじめての方へ」「サポート体制」などのページをご覧ください。「アプロ・ドットコム」では、あなたの希望に合った求人情報も多数ご紹介しています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。