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求人トピックス
2023.10.20
薬剤師の高時給派遣・働く前に確認したい7つのチェックポイント
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「高時給=忙しそう」という不安から、なかなか踏み出せない人も多い薬剤師派遣の高時給求人。しかし実際にトライしてみると、「意外と働きやすかった」「よい経験ができた」など、満足度が高かったという声が集まっています。
今回は、派遣の高時給求人で働いたことがある薬剤師のエピソードから、働く前に確認したい7つのポイントを紹介します。事前にしっかりチェックしておけば、希望条件を押さえながら稼ぐことができるでしょう。
目次
1.時給が高い理由を知る
人手不足による急募案件、5日間だけといった超短期案件、土日のみ、冬季のみなど期間限定の求人など、高時給求人には必ず理由があります。忙しい職場が多いことは事実ですが、思っていたより落ち着いて働くことができたという声が数多く届いています。
特に派遣求人の場合、休みたい日やシフトの調整などを派遣会社のコーディネーターが事前に行うため、働きやすい環境を確保しやすくなります。
また、薬剤師が集まりにくい地方は、忙しくなくても高時給の求人が多い傾向があります。社会人になってから、大学で学び直したTさんは、長期休みに地方派遣を経験。薬剤師の仕事内容は地方に行っても変わらないため、すぐに仕事に慣れることができたといいます。
働きながら地域の文化にもふれることができ、有意義な時間を過ごせたとのこと。都内の派遣求人が少なくなりがちな季節は、地方の高額求人で効率的に稼ぐと決めている人もいるようです。
2.科目や枚数をしっかり確認する
高時給につられて科目を見ずに選ぶと、「慣れない科目で大変」「余裕がなくて質問もできない」といった状況になりがちです。応需科目や1日の取り扱い枚数を確認してから求人を選びましょう。
子育てのため、2年間のブランクがあったYさんは、「自宅から近い」「高時給」といった条件に惹かれて2日のみの短期派遣に応募。
勤務が決まってから、あらためて科目を確認したそうですが、経験がある小児科だったため、忙しくても対応できたといいます。ブランクがあって復帰する人は、過去に経験がある仕事だと安心して働けるでしょう。
また、総合病院の門前薬局、町の調剤薬局、ドラッグストアといった業態によっても働き方は異なります。綜合病院の門前薬局は、複数科目の経験を積めるという魅力がありますが、難しい処方も多いため負担が多くなりがちです。複数の科目がある場合には、科目ごとの割合まで聞いておくといいでしょう。
町の調剤薬局は、近隣のクリニックの科目や開院時間に左右されます。ドラッグストアの場合、マーケティングのスキルも身につきますが、遅い時間までの勤務があるケースが多くなります。
3.何人体制か
一緒に働く薬剤師が少ない場合、一人が複数の業務をこなす必要があり負担が大きくなりがちです。勤務する曜日によっては、一人薬剤師になってしまうこともあります。忙しすぎる職場を避けたい人は、派遣会社のコーディネーターに「働きたい曜日は何人体制なのか」「一人薬剤師になる可能性はあるのか」を確認しておきましょう。
4.忙しい時間帯、休憩時間の実態
冬季が忙しいのはどこの薬局でも同じですが、忙しい時間帯は薬局によって異なります。忙しい時間帯はいつなのか、休憩時間をしっかり確保できるかをコーディネーターに確認しておいてください。
5.残業の有無、残業時間
残業がない求人も多い薬剤師派遣の場合、残業がある場合は契約書に記載されています。残業について事前にわかっていれば、30分から1時間くらいなら対応できるなど、選べる求人が増えます。逆に、残業してもしっかり稼ぎたいという方は、どのくらい稼げるかがわかっている状態で仕事を始められます。
6.過去の派遣実績
過去に派遣薬剤師を受け入れたことがある薬局は、対応に慣れています。派遣で働くのは初めてという方は、過去に派遣実績がある薬局がおすすめです。
実際に勤務した派遣薬剤師の感想を事前に聞いておくと、働き始めてからの様子がイメージしやすくなります。
将来的に正社員になることを検討しているMさんは、高時給派遣で働いた後、職場の印象がよかったため正社員で働けないか相談したそうです。高時給の理由が人手不足の場合、交渉が可能なので、派遣会社に相談してみましょう。
7.地方勤務の場合は、住居の確認を事前に行う
地方では、通勤が便利なエリアに借り上げ社宅が用意されているケースもあるなど、働く環境が整っています。
マンションを指定されることもありますが、「複数の候補から選ぶことができたので満足度が高かった」という声もあります。
高時給派遣は「アプロ・ドットコム」におまかせ
平日は病院で働き、土日だけ調剤薬局の高時給派遣で働いたRさんは、「必ずしも、忙しいから時給が高いというわけではありません。やってみないとわからないことも多いと思います。
迷っているなら、一度チャレンジしてみたほうがいいですね」と話してくれました。
「薬剤師派遣の高時給求人について詳細な情報がほしい」「自分にもできるのか教えてほしい」など、どんな相談でも構いません。興味がある方は、アプロ・ドットコムにご相談ください。