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スタッフブログ

薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師のライフスタイル

2025.12.22

派遣薬剤師の働き方を考える~キャリアアップか、ワークライフバランスか?

空を見上げる白衣の女性
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フルタイム、週3日、午前中のみ、シフト勤務、土日・夜間中心、単発派遣・スポット派遣…派遣薬剤師は多様な働き方を実現できるのが魅力です。とはいえ、理想の働き方をするためには、仕事選びが重要です。今回は、さまざまな希望に合わせた働き方のためにどんな仕事を選べばいいのかを紹介します。

キャリアアップをめざしたい場合

派遣薬剤師としてのキャリアアップは難しいと思うかもしれませんが、求人の選び方次第でキャリアアップにつなげられます。派遣薬剤師の職場は主に調剤薬局とドラッグストアですが、職場の規模や扱う診療科によってさまざまな違いがあります。

短期契約であることを利用し、多くの職場で経験を積めばスキルアップが可能です。高いスキルがあれば高時給の求人に応募しやすいうえ、いずれ正社員として転職する際の強みにもなります。一方で、午前中のみの職場や、単発・スポットで働きながら、空いた時間を資格取得の勉強時間に充てるのもいいでしょう。

ワークライフバランスを取りたい場合

薬剤師は働きやすく、女性向きという印象があるかもしれませんが、正社員として働く場合は1日8時間程度拘束されます。また、忙しい時期や仕事が終わらない時は、残業しなければならないでしょう。正社員となると、理想のワークライフバランスを実現するのが難しい可能性があります。

派遣薬剤師の勤務時間は固定されていません。勤務日数や1日の勤務時間、勤務地を自分の都合に合った求人を選ぶことで調整できます。短時間勤務で心配なのが収入です。しかし、派遣薬剤師の時給は比較的高めの3,000円〜3,500円程度で、パート薬剤師よりも高時給に設定されています。

地方の場合は人手不足によって、さらに高時給のケースもあります。そのため、派遣薬剤師は金銭的な不安を抱えずにワークライフバランスを保ちやすいのです。たとえば「月〜金9:30〜18:30(休憩60分)、土9:30〜13:30(休憩なし)時間・日数・曜日は応相談」の求人の場合、勤務日数や勤務時間を相談することができ、融通が利きやすいため、ワークライフバランスを取りやすくなります。

派遣薬剤師の勤務時間は派遣会社と派遣先の企業との間の取り決めになり、基本的に残業は発生しません。たとえ残業が発生しても必ず賃金が支払われるため、サービス残業になることはありません。

子育てを優先したい場合

ママ薬剤師のなかには、子育てと仕事を無理なく両立させたい人も多いでしょう。子育ては時間のやりくりが大変です。しかし、子育てはずっと続くものではなく、子どもの成長によって働ける時間は変わってきます。そのため、子どもが小さい間は、「週3日のみ、9時〜15時まで勤務」など、子どものお迎えに間に合う働き方を選ぶ人もいます。

この働き方でも、時給3,000円で1日5時間働くと15,000円になり、月収にすると18万円です。子育てを優先させたい場合は、「週3日」「午前中のみ」など、短時間勤務の仕事を選ぶのがおすすめです。また、薬剤師として働き続けていれば、子どもが成長して本格的に職場復帰する時にブランクがないのも魅力です。

趣味の時間を確保したい場合

派遣薬剤師は自由な勤務スタイルを選べるため、家庭や趣味などと両立がしやすいのが特徴です。趣味の時間を確保したい場合は、週3日、午前中のみ、土日・夜間中心、単発・スポットなどで働くのがおすすめです。

たとえば、「週4日の8時間勤務で働き、週3日は自分の時間」にする場合、時給3,000円なら1日24,000円、月収では38万4000円となり、十分に趣味にお金と時間を充てられます。一方、短期間にフルタイムで集中して働いてまとまった金額を稼ぎ、派遣と派遣の間に趣味や海外旅行を楽しむ働き方もできます。

トラベル薬剤師として働きたい場合

トラベル薬剤師とは「地方×住居付き×高時給」で全国を旅しながら働く薬剤師のことです。派遣薬剤師の求人に住居付き派遣というものがあり、契約期間1ヵ月、地方での住居付き派遣などが当てはまります。

初めて行くエリアとなると、「知らない場所で自分がやっていけるのか」「人間関係や文化に馴染めるのか」と不安になるかもしれませんが、契約期間が1ヵ月など短期ならチャレンジしやすいといえるでしょう。

旅が好きな人なら、ここと決めた期間だけ楽しむという気持ちで始めてみるのもいいでしょう。トラベル薬剤師の体験談を聞くと、「地方で働いてみたら、職場の人ともすぐに仲良くなれました。さまざまな地域で働きましたが、送別会を開いてくれる職場もありました。さまざまな土地でよい人間関係に恵まれたので、チャレンジして本当によかったです」といった声もあります。

このように、思い切って飛び込んでみると、心配無用だったという声も多いものです。派遣薬剤師なら、不安や悩み、トラブルがあっても派遣会社のサポートを受けられるのも魅力です。基本的に短期契約になるので、万が一職場が合わなくても、契約が満了したら他の職場で働けます。

「アプロ・ドットコム」なら希望の働き方を実現できる!

アプロ・ドットコムは正社員からパート・アルバイト、単発、住居付き派遣まで、さまざまな求人を取り扱っています。今回紹介したワークライフバランス重視の求人も豊富にあります。

希望が明確になっていない方や、働き方で悩んでいるという方でも、薬剤師転職のサポート経験が豊富なキャリアアドバイザーが相談に乗り、しっかりサポートします。派遣薬剤師として働いてみたい方、実際のところを知りたい方は、ぜひお気軽にお声がけください。