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薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。
派遣の基礎知識
2024.01.15
「派遣薬剤師あるある20」お悩み解決のヒント、教えます!
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調剤薬局やドラッグストア、病院、企業など、さまざまな職場で働く薬剤師は、薬に関する知識はもちろんのこと、職場ごとに多岐に渡る業務や知識も求められます。
派遣薬剤師となると忙しいイメージが強く、「職場が頻繁に変わる派遣は悩みが多いのでは?」という疑問もあるかもしれません。では、現場では実際にどんな悩みがあるのでしょうか。今回は、「派遣薬剤師あるある」と、悩み解消のためのポイントを紹介します。
知識・スキル編
1.風邪をひいても処方薬がわかるので病院がムダに思える
2.目分量でグラムの重さがわかる
3.一包化職人は職場のヒーロー
4.とにかくジェネリックにこだわるお客様の対応が大変
5.薬の効能がわかるだけに一般薬になると少し残念
悩み解決のヒント
医師以外が処方薬を処方することは法律違反になりますが、薬剤師なら処方される薬がわかるので、必要な薬を市販薬から選ぶことができます。風邪程度で待ち時間の長い病院には行く気にならない人も多いでしょう。「一包化」とは、薬を処方された患者様が1回に飲むべき種類や量をまとめて一包にすること。実は経験や知識が浅い薬剤師には難しいスキルです。
目分量でグラム数がわかるのは、もはや職人レベル。ジェネリックなど最新の薬に詳しいお客様対応にも知識が必要です。処方薬が一般薬になるということは、それだけ効能が認められ広く認知された薬になり、一般の人も手に入れやすくなるということ。それが残念というのは、薬剤師ならではの薬に対する愛着かもしれませんね。
これらはどれも知識とスキルがあるからこそのあるあるともいえますが、即戦力になる薬剤師はどこの職場でもほしい人材です。いつでも活躍できる薬剤師になるためには、日ごろから勉強会や研修に参加するなど知識やスキルのアップデートをし、それらを維持する努力が大切です。
職場・環境編
6.薬剤師は残業が多いと思われがち
7.静かに見えても調剤室内は戦場
8.派遣への風あたりが強い
9.お客様・患者様から風邪をもらいやすい
10.「先生」と呼ばれることに抵抗がある
悩み解決のヒント
残業が多い職場もありますが、派遣薬剤師は就業時間が決まっているためほぼ残業はありません。「静かなようで現場は結構慌ただしい」というのはよく耳にする話ですが、繁忙期に忙しくなる店舗や、派遣薬剤師が働きづらいと感じたりする職場もあるようです。
許容範囲を超えるようなら、契約満了後に職場を変えるのも方法のひとつ。風邪や感染症を予防すべく、日ごろから体調には気を配りましょう。医師=白衣のイメージが強いからか、同じように白衣を着ている薬剤師も先生と呼ばれがちで、抵抗感がある人もいるようですが、信頼していただいていると前向きに受け取っておきましょう。
プライベート編
11.つい「お大事に」と言ってしまう
12.患者として薬局に行くときには身分を隠す
13.自分の家族にも薬の説明をしてしまう
14.水以外で薬を飲んでしまう
悩み解決のヒント
悩みというよりは、薬剤師の日頃のがんばりが垣間見える「あるある」ですね。「お大事に」のひとことは、患者さんでなくても心が和らぐもの。気分を害する人はいないはずです。また、薬剤師はつい他の薬局のやり方が気になってしまいますが、職業がわかると説明を簡略化されることもあるのだとか。薬剤師でも、患者の立場になることもあります。
どんな患者にも寄り添ったプロフェッショナルな対応をしたいもの。さらに自分の家族にも薬の説明をしてしまうほどの情熱と知識があるなら、ぜひその知識を極めましょう。なかには、「患者さんには水で飲むように指導しているのに、自分では水以外で薬を飲んでしまう」という人もいるようです。薬の知識がある薬剤師なら笑い話ですが、薬はしっかり水で飲むようにしましょうね。
仕事編
15.薬剤師に向いていないのでは?と思う
16.やりたい仕事がなかなかできない
17.スキルアップが難しい
18.薬剤師は高時給な分だけ忙しいんでしょ?と言われる
19.不動産投資の営業電話が多い
20.次の職場が見つからない
悩み解消のヒント
意外にも、業務に慣れてくると「向いていない」と思う薬剤師は多いようです。ルーティンとして日ごろの業務をこなすだけでなく、自分のキャリアプランも見据えた知識やスキルの向上も大切なこと。スキルアップやキャリアアップが難しいという声もありますが、勉強会に参加したり、違う職場を経験したりすることでもスキルアップは可能です。
ただし、派遣薬剤師の多くは調剤業務がメイン。それ以外の業務をなかなか経験できない薬局もあり、管理薬剤師やエリアマネジャーなど管理職になることもありません。「やりたい業務が明確にある」「キャリアアップをめざしたい」という人は正社員転職も視野に入れておきましょう。
専門性が高い派遣薬剤師や単発派遣の求人は、他の派遣の仕事に比べて高時給です。「その分忙しいのでは?」と思われることも多いようですが、必ずしも忙しいから高時給というわけではなく、人手不足や急な人材確保のために時給が高い求人もあります。
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