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派遣の基礎知識
2023.10.27
薬剤師の「単発バイト」「短期バイト」って実は派遣?

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アプロドットコムでは、正社員の転職や長期の薬剤師派遣の求人だけでなく、単発派遣の求人も紹介しています。
初めて派遣を検討した人や、薬剤師のアルバイトを探している人のなかには、「単発派遣って、単発や短期のアルバイト・パートとどう違うの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
働く側からは一見似たような雇用形態に見えますが、法律的に明確な違いがあり、単発派遣ならではのメリットもあります。
今回は、両者の違いとどんな人に単発派遣がおすすめなのかを、わかりやすく解説します。
目次
「薬剤師短期バイト求人」はほとんど求人サイトに載らない
薬剤師派遣とパート・アルバイトの最大の違いは、前者は派遣会社を介して雇用が行われるのに対し、後者は直接雇用であるところです。
アルバイト採用をするには企業が求人サイト等に求人情報を掲載し、面接から採用まですべて自分たちで行う必要があります。
しかし、たった1日から数日働く人材を確保するためにそこまでのコストと労力をかける企業はさほどありません。短期の直接雇用、すなわちアルバイト・パート求人が薬剤師専門の求人サイトに掲載されるのはかなり珍しいのです。
働く側も雇う側も気軽に利用できるのが単発派遣
そんななかで、急遽薬剤師が必要となった企業が頼るのが単発派遣です。
単発派遣求人を扱う派遣会社は、普段から多くの求職者とコンタクトを取っており、企業と人材のマッチングのノウハウも確立しているので、急な需要に対応しやすいのです。
もちろん働く側にも同じメリットがあり、「直近で入れる仕事はないかな?」と思った時に派遣会社に相談すれば、手軽に単発の仕事を見つけられます。
私は短期派遣で働ける?法的に制限がある点には注意
時間が空いた時、急な出費でお金がない時に便利な短期派遣ですが、誰でも働けるわけではありません。2012年に労働者派遣法が改正された際に、労働契約が30日未満の短期派遣は原則禁止となっています。
しかし例外があり、「60歳以上の人」「雇用保険が適用されない学生」「本業の年収が500万円以上」「世帯年収が500万円以上で、主たる生計者でない人」といういずれかの条件にあてはまれば、30日未満の短期派遣で働くことができます。
わかりやすくいうと、学生、60歳以上の方、副業で働く方、配偶者の収入が500万以上の主婦または主夫の方なら短期派遣で働けるということです。
アルバイト・パートにはない派遣ならではのメリット
薬剤師の短期アルバイトはあまり求人サイトに載らないとはいえ、近隣の薬局やドラッグストアで募集の告知に出会うことはあるかもしれません。
しかし、仮に両方を選べる状態でも派遣で働くことには明確なメリットがあります。
最たるものは、アルバイトに比べて派遣のお仕事は時給が高いこと。薬剤師のアルバイト相場は2300~2500円程度といわれています。しかし派遣の場合は、3000円を超えることも珍しくなく、条件次第ではもっと高くなることもあります。
単発・短期の派遣で働くのは収入を得るためという人が大多数なので、しっかり稼げるというポイントは見逃せません。
また、時給以外の条件面もパート・アルバイトより融通が効きやすいのも派遣のメリットです。勤務地や勤務時間など、単発であっても自分にとって働きやすい条件で働くに越したことはありません。
福利厚生に関しては、派遣で働く場合は派遣会社の制度が適用されることになります。信頼できる派遣会社を見つけて、単発派遣の求人を紹介してもらうようにすれば、その都度制度を確認する必要はなくなります。
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薬剤師の単発派遣は、自分で働ける日を決めてしっかり稼げるので、「薬剤師派遣に興味はあるけど、いきなり長期で働く自信はない」「長期の仕事がない日に働きたい」という方におすすめです。
新しい職場に行けば、これまでにはなかった経験や知識を得られる可能性もあります。
「アプロ・ドットコム」では薬剤師派遣の仕事と求人に精通した派遣担当者が企業とのマッチングをサポートします。求人や派遣に関して知りたいことがあれば、お気軽にご相談ください。