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薬剤師の仕事・キャリア
2026.01.21
管理薬剤師と一般薬剤師 仕事と年収はどう違う?
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管理薬剤師をめざしたいと思っている人、興味はあるけれど自分にできるのか不安な人もいるでしょう。管理薬剤師は責任ある仕事のため、一般の薬剤師に比べて年収が高いといわれています。今回は管理薬剤師と一般薬剤師の年収差は実際にどのくらいあるのか、また具体的な仕事内容なども紹介します。あなたのキャリアの参考にしてください。
管理薬剤師とは?
最初に、管理薬剤師とは何なのか整理しましょう。
管理薬剤師とは、薬局や医薬品を扱う施設において、医薬品の管理や従業員の監督などの責任を担う薬剤師のことです。薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)により、薬局や店舗販売業などの施設には必ず管理薬剤師を置くことが義務付けられています。
管理薬剤師は、その施設の医薬品管理における最高責任者として、医薬品の安全性確保と適正使用の推進など重要な役割を果たしています。実質的に管理職として勤務している人も多くいるようです。
管理薬剤師と一般薬剤師の年収
厚生労働省が実施した「第25回医療経済実態調査」によると、調剤薬局で働く管理薬剤師の平均年収は約725万円、一般薬剤師は約479万円です。管理薬剤師になると、賞与も含めた年収が約1.5倍になるのは驚きです。
調剤薬局は、1店舗のみの個人薬局から数100店舗ある大手調剤薬局チェーンまで規模はさまざまです。薬局の規模によって年収にどのような差があるのか確認してみましょう。
| 店舗数 | 管理薬剤師の平均年収 | 一般薬剤師の平均年収 |
|---|---|---|
| 1店舗 | 697万円 | 440万円 |
| 2~5店舗 | 834万円 | 495万円 |
| 6~19店舗 | 754万円 | 494万円 |
| 20~49店舗 | 677万円 | 515万円 |
| 50~99店舗 | 636万円 | 481万円 |
| 100~199店舗 | 695万円 | 438万円 |
| 200~299店舗 | 648万円 | 456万円 |
| 300店舗以上 | 647万円 | 468万円 |
上記の表を見ると、管理薬剤師の年収は2~5店舗や6~19店舗の小規模チェーン薬局が高くなっています。一般薬剤師では20~49店舗が一番高く、それより店舗数が少ない方が比較的高い傾向です。店舗数が多い大手調剤薬局チェーンの平均年収が低いのは意外ですが、店舗数が多い企業では新卒や若手薬剤師を多く採用する傾向があるため、平均すると低く見えることが多いようです。
一般薬剤師と比較して年収の高い管理薬剤師ですが、具体的にはどのような仕事をしているのか、ここから紹介します。
管理薬剤師の仕事内容
管理薬剤師の主な仕事内容は以下のとおりです。
- 医薬品の品質管理・在庫管理
- 従業員(薬剤師や登録販売者など)への指導や監督
- 医薬品の適正な保管・管理
- 調剤業務の監督
- 薬局内の衛生管理
- 医薬品に関する記録の管理
- 行政への報告書類作成
一般薬剤師との違いは、責任範囲と業務内容です。一般薬剤師は、調剤、服薬指導、薬歴管理、OTC医薬品の販売や健康相談など患者様への直接的な対応が中心となります。管理薬剤師は一般薬剤師の業務に加え、薬局全体の管理責任や運営面でのマネジメントが業務の大部分を占めます。
また、一般薬剤師は同時に複数の薬局で勤務できるのに対し、管理薬剤師は1つの薬局に専念する必要があります。そのため、管理薬剤師になると副業やかけもちアルバイトなどができなくなります。
管理薬剤師に必要なスキルや経験
管理薬剤師として働くためにはどのような経験を積んで、どのようなスキルを身につけたらいいのでしょうか。
重要視されるのはマネジメント能力です。スタッフの指導育成、シフト管理、業務の効率化などチーム全体を見渡す力が求められます。コミュニケーション能力も不可欠で、薬局内スタッフ、医師、患者様、行政や地域の関係者など多くの人と円滑にやり取りする必要があります。
医薬品の問題発生やスタッフ間のトラブルなど、突然起こるさまざまな問題に冷静に対処する力があるとよいでしょう。また、薬機法をはじめとする医薬品関連法規を理解し、適切に運用できることも求められます。
管理薬剤師になるために必須とされる要件は、一般薬剤師として原則3年以上勤務し、調剤、服薬指導、在庫管理など薬局業務全般の経験が一通りあることです。また、薬局に常勤している必要があります。特別な資格などはありませんが、認定薬剤師の資格を持っていると有利になるケースもあります。
管理薬剤師をめざすには?
まずは3年を目安に薬局で勤務して経験を積みましょう。日々の仕事の中で、在庫管理の補助、新人指導、業務改善提案などに率先して取り組むことで、マネジメントの基礎を学べます。薬機法や関連法規を学び、最新の法改正情報をチェックする習慣をつけることも大切です。
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