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スタッフブログ

薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師の仕事・キャリア

2023.11.24

キャリアアップかワークライフバランスか?重視ポイント別・これからの薬剤師のキャリアパス

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薬剤師は、国家資格が必要なため他の職種に比べると年収も高め、年齢が高くなっても働くことができる人気のある職種で、右肩上がりの求人でもありました。しかし、コロナや企業の経営スリム化などで、薬剤師の働く環境は以前とは状況が変わってきているようです。

そんななかでも、希望の働き方や理想の薬剤師像を実現するためには、どんなキャリアアップ・キャリアパスの可能性があるのかを知って、めざす方向を明確にすることが大切です。今回は、調剤薬局、ドラッグストア、病院での基本的なキャリアパスを紹介しつつ、重視するポイント別に3タイプにわけて薬剤師のキャリアパスを紹介します。

調剤薬局

「薬局長」や「管理薬剤師」になり、店舗全体を管理できるようになった後、複数店舗を管理する「エリアマネージャー」をめざすのが一般的です。ある程度経験を積んで「自分で開業する」という選択肢もあります。チェーン展開している大手調剤薬局なら、人材採用や薬局運営支援など、独自のキャリアパスが用意されているところも多く薬局によっても変わってきます。

ドラッグストア

まずは「薬局長」や「店長」、そこからその上のSV(スーパーバイザー)をめざす、というのが基本です。狭き門ではありますが、店舗での実績を上げれば本部に異動という可能性もあります。商品開発や海外事業など、薬剤師の枠を超えた仕事をすることもできます。薬局と同じく企業によってキャリアパスも変わってきますが、調剤薬局を兼ねたドラッグストアも多く、両方のキャリアパスを選択肢に見据えることができます。

病院

キャリアとしては「薬剤部長」になるのが一般的。基本的には薬剤部長が医療用麻薬を管理する麻薬管理者を兼務しますが、病院によっては別の薬剤師が務めることもあります。薬剤部長になるには多岐に渡る診療科や病棟の経験を積み、豊富な知識が必要です。ポジションが限られていることもあり、「専門薬剤師」や「認定薬剤師」など、自分が取りたい資格の勉強ができる病棟で働きながら資格を取得する、知識をつけるためのキャリアアップをめざすのも一般的です。

ここまでは職場別に基本的なキャリアパスを紹介しましたが、理想を実現するためにはどんなキャリアパスをめざせばいいのでしょうか。重視するポイント別に3つのタイプにわけて見ていきましょう。

年収も生活環境もレベルアップしたい人

「とにかくキャリアアップして給与もあげたい」という人は、正社員で働くことで、ある程度の給与水準と福利厚生が期待できます。薬局長や管理薬剤師、店長などへキャリアアップをし、ひとつの職場で長く働けば信頼や評価も上がりやすくなります。ただ、そもそも給与が低いなど、給与に不満がある職場なら、転職を考えてもいいかもしれません。

また、管理職をめざすなら転職でのキャリアアップも有効。今の職場で可能性が低かったとしても、管理薬剤師など管理職候補募集の求人を探すことで道が開けます。ひとつの職場でコツコツとめざすよりも、むしろ早く管理職になることも可能です。

ドラッグストアや調剤薬局に比べて病院薬剤師の給与は低い傾向ですが、研修制度が充実している病院や医療施設に転職してスキルや知識を蓄え、その先のキャリアに繋げるのも有効な手段。経験や勉強が必要な専門薬剤師や認定薬剤師の資格取得は、その後のキャリアや転職にもプラスに。職場によっては資格手当も期待できます。

給与アップや勤務時間にこだわらず仕事を充実させたい人

「今の職場に不満はなくても、何か物足りない」「もっと仕事を充実させたい」など、キャリアアップよりも仕事を充実させたいという人には、病院や病院関連の求人がおすすめ。ドラッグストアや調剤薬局に比べて、より幅広い経験を積むことができます。

調剤薬局のように調剤が主な業務とはいえ、病院でしか調剤できない薬を調剤する機会もあり、総合病院ならあらゆる科目の処方箋を扱います。勉強も必要になりますが、その分知識にもなります。将来のためにまずはスキルを磨きたいという人も、次のステップにプラスになります。

プライベートの時間を確保しつつ、キャリアも諦めたくない人

「子育て中や介護で制限がある」「自分の時間も大事」など、プライベートの時間も必要という人は、派遣社員で理想の働き方ができるでしょう。あらかじめ条件を提示して仕事を決めることができるので、今のポジションや給与を考慮した条件で求人を探すことができます。仕事量を減らしつつ、給与やキャリアも諦める必要はありません。

短期でも複数の職場で働くことで知識や経験を積むこともでき、ライフステージや目標が変わった際にも、正社員やパートとは違い転職もしやすくなります。ドラッグストアや調剤薬局なら給与も高め、自宅近くで働ける可能性も高くなり、希望のワークライフバランスが手に入るでしょう。

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そもそも、ほかの職種に比べて給与が高めの薬剤師。もちろん派遣でも、事務職など派遣求人に比べて給与は高くなります。専門職のため、求人も豊富でサポートもしっかりしてくれる転職エージェント会社で仕事を探せば、より自分の希望に合った仕事が見つかるはずです。

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