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薬剤師のライフスタイル

2023.07.20

20代の薬剤師転職体験談【第二新卒編】

ファイルを抱える白衣の女性
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実際に「アプロ・ドットコム」を利用して転職した薬剤師のみなさんは、どのような準備をして転職活動に臨み、採用を勝ち取ったのでしょうか。

今回は第二新卒での薬剤師転職を成功させたお二人の体験談を紹介します。

Tさん~新卒で入社後、半年で希望の職場に転職

新卒で大手企業に就職した女性のTさん。通勤に片道約2時間かかる薬局に配属され、毎朝6時台に家を出ていました。

しかも月に60~70時間の残業があり、22時に退社すると帰宅は深夜0時。睡眠時間も少ないため業務中も集中力が途切れがちになり、ミスを起こす不安が常にありました。

入社して3カ月で転職を決意し、転職エージェントに登録しました。しかし、その転職エージェントは求人情報をメールしてくるだけで、ヒアリングや面接対策などの支援が全くありません。

不安に思ったTさんは、薬剤師転職支援で実績のある「アプロ・ドットコム」に相談しました。

丁寧なヒアリングで希望の職場に出会えた

詳しい話を聞いた担当コーディネーターは、まず異動届けを提出することをすすめました。

Tさんの場合、解決したいのは通勤時間の長さと残業の多さだけであり、業務内容に不満はなく、将来のキャリア像も今の企業で実現可能と判断できたからです。

しかし、会社からは異動は実現できないとの回答があったため、Tさんは転職に向けて動き出しました。

入社半年での転職は非常に早く、一般的には不利になりがちです。そのため、担当コーディネーターは綿密な面接対策を行いました。

たとえば、必ず聞かれる前職をやめた理由は、誰が聞いても納得できるような内容であることが求められます。

Tさんの場合、毎月の残業時間、通勤時間が数字で明確に表せたほか、日曜出勤もあり取れるはずだった週2日の休日もとれなかったなど、労働環境が悪かったことを正直に話すことにしました。

また、半年しか経験がないため、ポテンシャル重視の採用になります。将来は認定薬剤師の資格をとって会社に貢献したいなど、熱意や将来の目標などを具体的に伝えました。

その結果、3社の内定を獲得。現在は残業も通勤時間も大幅に短くなり、総合病院の門前薬局で多彩な経験を積みながら、ステップアップを図っています。

Yさん~短期間に2社転職、3社目でエリアマネージャーに

男性薬剤師のYさんは1社目で女性管理薬剤師に強い注意を受け、精神的に耐えられなくなり1年で転職。

2社目は事務の女性に無視や嫌味を言われ、もう限界だと「アプロ・ドットコム」に相談に訪れました。

担当コーディネーターは、Yさんが同じような原因で転職を繰り返そうとしているため、根本的な原因を探ることを重視しました。

さまざまな質問をしてみたところ、仲間がおらず、誰にも相談できなかったことで追い詰められてしまったことがわかりました。

つまり、転職先に求める条件は、Yさんと年齢が近い薬剤師がいて横のつながりが作れる、相談しやすい男性上司がいて縦のつながりも作れる環境です。

さらに新宿まで1時間以内で行ける場所というYさんの希望も加味して、コーディネーターはいくつかの求人を紹介しました。

履歴書・面接対策を入念に行い、2社の内定を獲得

短期間で2社をやめたことは事実であり、上手に理由を伝えないと採用では不利になります。また、3社目の転職となるため、失敗は許されません。

そのため、担当コーディネーターとYさんは履歴書・面接対策を入念に行いました。

前職をやめた原因は「女性社員や女性事務とのコミュニケーションがうまくいかなかった」という事実を伝え、「新人だったため遠慮してしまい、自分の意見を言えなかった」と自分にも落ち度があったとことを伝えることにしました。

また、これからは自分の意見をはっきりと伝えていくこと、前向に活躍していきたいとやる気や積極性もアピールしました。

その結果、2社から内定をもらうことができ、具体的に働く姿をイメージできた1社を選び、入社しました。

今も同じ職場で働き続けているYさんは、入社7年目でエリアマネージャーに昇格。結婚し、仕事もプライベートも充実した日々を送っています。

第二新卒の転職のコツは、やめた理由を上手に伝えることと積極性

第二新卒は、薬剤師としての基礎や患者様とのコミュニケーション力が備わっています。

そのため、採用担当者としては即戦力としての活躍を期待できるだけでなく、長期的な活躍と将来性が望め、固定概念がないため教育がしやすいというメリットがあります。

一方で、また職場になじめず、すぐにやめてしまうのではないか、と不安も併せ持っています。

つまり、採用担当者の不安を払しょくできるような志望理由を作成し、アピールすることが成功へのカギとなります。

Tさんの場合、通勤時間の長さと残業の多さという誰でも納得できる理由でした。Yさんの場合、やめた理由を冷静に分析し対策を立て、同じように短期間でやめることはないと明確に伝えました。

加えて、やる気と熱意をしっかりアピールすることで、二人とも理想の職場と出会えたのです。

第二新卒で転職するなら「アプロ・ドットコム」に相談を

やめたいと気持ちが沈みがちな時に、冷静に理由を分析したり、新しい職場に求めるものを考えたり、たくさんの求人の中から自分に合っているものを選んだりすることは、難しいものです。

また、働きながら転職活動を行う場合は時間もありません。

ぜひ薬剤師の転職支援に実績のある「アプロ・ドットコム」にご相談ください。

経験豊富な担当コーディネーターがやめたい理由の分析、履歴書の作成、面接対策など、採用まで親身になってサポートします。

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