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スタッフブログ

薬剤師の仕事・働き方・キャリアに関するトピックスから、最新の薬剤師求人、派遣や単発派遣に関する法律やルールまで。薬剤師の最新事情に精通したアプロ・ドットコムのスタッフが、就職・転職に役立つ記事を配信いたします。

薬剤師のライフスタイル

2024.03.22

調剤薬局・ドラッグストア・病院…職場別のキャリアステップ&必要資格・スキル

ドラッグストアで働く薬剤師
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薬剤師は調剤薬局、ドラッグストア、病院など働く場所はさまざまで、仕事内容も違います。

また、正社員、契約社員、派遣、パートと働き方も選ぶことが可能です。

業態や企業によって、キャリアアップの仕方や必要なスキル、資格も変わってきます。

転職を考える際に押さえておきたい職場ごとのキャリアステップをレポートします。

調剤薬局の場合

調剤薬局で働く薬剤師は、医師が発行した処方箋に従って調剤したり、服薬指導や薬歴管理を行ったりするのが主な仕事です。

患者様の様子を確認し、必要であれば、処方箋の内容に関して医師に疑義照会をすることもあります。

・キャリアステップ

薬剤師として現場で実績を積んだら「管理薬剤師」をめざします。

管理薬剤師は、医薬品の在庫管理や副作用情報の収集、在籍する薬剤師の教育も担当します。

薬剤師としての仕事だけでなく、マネジメント業務が加わります。

管理薬剤師になるのに特別な資格は必要ありませんが、実務経験が重視されます。

厚生労働省によると、基本的には5年以上の実務経験と医療用医薬品や保険調剤業務に関する相応の知識が求められます。

また、患者様や一緒に働くスタッフと接する中で、コミュニケーションスキルを身につけておく必要があります。

管理薬剤師としてマネジメントの経験と実績を作ると、次は数店舗をまとめるエリアマネージャーをめざせます。

エリアマネージャーは担当エリア内で、複数店舗の売上管理やマネジメントを行います。

組織によっては、エリアマネージャーとしての実績を積むと本部勤務となり、新店舗の立ち上げなど、より経営に近い仕事をするようになります。

ドラッグストアの場合

ドラッグストアはOTC医薬品の販売が多いため、薬剤師の仕事は服薬指導や副作用の説明が中心です。

最近は調剤薬局併設の店舗が増えており、保険調剤業務に携わることもあります。

ドラッグストアの調剤はさまざまな医療機関の処方箋に関われる可能性が高く、幅広い知識と経験を手に入れることができます。

医薬品の販売だけでなく、接客やレジ打ち、商品の補充、POP作成などの売場づくりもドラッグストアならではの仕事です。

これらによって、接客スキル、販売スキル、販促業務のノウハウなどが身につきます。

・キャリアステップ

ドラッグストアのキャリアステップは調剤薬局と似ています。

一般薬剤師としてOTC医薬品の販売や接客など売場での経験を積み、管理薬剤師をめざします。

調剤薬局との違いは、店舗の売上目標を達成するための提案や販促業務の比重です。

規模にもよりますが、ドラッグストアの管理薬剤師は店長と兼任となるケースも多いようです。

従業員は、薬剤師だけでなく、資格を持っていない一般のアルバイトやパートがほとんど。

そのため、従業員の教育やマネジメントも接客業としてのものになります。

また、日用品や化粧品、食品など、医薬品以外の取扱商品が多いので幅広い知識が必要です。

店長になると、店舗の売上を伸ばすのがミッションとなり、薬局経営に関する仕事が増えていきます。

管理薬剤師や店長としての実績を認められると、次のポジションはエリアマネージャーです。

毎日忙しい大型店舗から小さい店舗まで、さまざまな店舗を統括し、売上や顧客満足度の向上を図ります。

店舗の状況に合わせ、エリア全体の売上を伸ばすための高度なマネジメントスキルが必要です。

病院の場合

病院薬剤師の仕事は主に⼊院患者の調剤、服薬指導や、救急救命の薬剤投与、新薬の治験などを担当します。

注射剤や抗がん剤など、調剤薬局やドラッグストアでは扱うことのできない医薬品の知識を身につけることができます。

また、医師や看護師とともにチーム医療の一員として貢献できます。

・キャリアステップ

病院でキャリアアップするなら、マネジメントスキルを身に付けて薬剤部長をめざすか、専門分野がある薬剤師として活躍する道を選びます。薬剤部長は病院に在籍する薬剤師をすべて統括し、取扱いに注意が必要な薬の管理も行います。

まずは、薬剤師として専門性を高めることが最初のステップ。

「認定薬剤師」の資格は、自らの知識・スキルの証明になります。

特定の疾患を対象にしたものから、救急医療、在宅医療など多様な種別があります。

研修への参加が必要ですが、一定の知識や技術、現場経験を評価されます。

さらに専門的な知識でキャリアアップしたい場合は、「専門薬剤師」をめざします。

専門薬剤師になるには特定の専門分野に対して高度な知識や技術、経験が必要です。

研究論文や学術論文を発表し、資格を取得した後も常に知識の更新をしながら経験を積みます。

専門薬剤師として多くの症例に関わると、その分野のエキスパートとして研究に携わることもあります。

また、実務経験を積み、研修を受けて「認定実務実習指導薬剤師」の資格を取ると、薬学生への実務実習の際に指導もできます。

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