調剤薬局(常勤)→調剤薬局(常勤)
転職前の年収 650万円 → 転職後の年収 620万円
門前のクリニックがなくなり、在籍していた店舗がクローズしたという物理的な理由です。今までは、割と遠くまでヘルプ等で転々とするような働き方をしていたこともありましたが、これから長く働くことを考えると、もっと近くで働きたいと思い転職を決意しました。
当初は、薬剤師ではない違う仕事をやりたいと思い、紹介会社を色々登録していました(笑)。
他の紹介会社でも、「他の仕事の案件はありません。」と言われていて自分自身でもわかっていたのですが、なかなか調剤薬局で働く決心がつかずにいました。そんな中アプロさんから、「もったいないですよ。」と言われたのがきっかけです。
「希望する案件がないから薬局に応募しましょう」ではなくて、「キャリアを変えるということは今までの経験をリセットするわけで、お給料は大幅に下がってしまう。勤務時間や勤務地だけでなく、給与も譲歩せざるを得ないのはもったいないですよ。」と言われて、改めて今回の転職で、何を大切にしたいかを考えてみたんです。
他の業種をやりたいと思うけれど、時間や場所、給与全てを妥協することはできない。やはり生活と給与のバランスだということに気づいたので、今までの経験を活かした調剤薬局を選ぶこととしました。
前職を辞めてから、派遣で勤務しながら活動をしていました。
面接は、アプロさんから3社、他社さんから1社受けました。
自分自身が、今までエリアマネージャーとして、売上・在庫・人員に悩んでいたので、勤務時間や場所・お給料以外に、働きやすさとして「地域の店舗展開、ヘルプ体制、会社の方針」を面接で聞くようにしました。
派遣でも何社か就業していたことや、面接も数社受けたことで、比較対象ができた分、色々悩みもしましたが、その中で自分自身の希望と合致するところを選ぶことができました。
今の会社は、「売上が上がっていない、在庫が過剰だ、という数字だけをみる」のではなく、「全員で患者様に選ばれる薬局を目指そう」と皆が同じ方向を向いているのがいいと思います。年に1回の研修でも方向性のすり合わせをしています。また、とても自由にやれる会社で、店舗からの色々な意見を取り入れてもらえるのが、一薬剤師としてだけでなく、会社の一員であると感じます。
今までの会社では、人員が足りず、私自身が転々とヘルプとして入り長時間働き続ける、余裕のない状況でしたが、現職ではヘルプ体制も整っていているので、昨年は2回も海外旅行に行けました!お給料は、働く時間が大幅に減った分少しだけ下がりましたが、それが気にならないくらいワークライフバンランスは◎で、転職して本当によかったと思います。
なによりも、メンバーもいい人ばかりで、お互いに協力しながら業務を進めています。この会社に入社して、一番うれしかったのは、事務の方に「今年一番うれしかったのはあなたが入社してくれたこと。」と言われたことです。
昔、異業種でも働いたことがありますが、調剤薬局はとても閉鎖的な業界だと思います。ただ、最近感じるのは、若い方はとても柔軟になってきていて、力んでないなということです。世代が変わるごとに「こうするべき」とか「こうでなければならない(こうでなければ困る)」という考えがなくなりつつあります。
六年制を卒業した薬剤師も今年から出てきますし、薬剤師が増えてきて、給与相場や求められる資質などもどんどん変わるような気がします。
転職活動をする方々だけでなく、これからの薬剤師は、自分自身の市場価値を考えて成長し、変化していかなければならないと思っています。
そういったことからも、今の希望条件だけでなく、3年後、5年後を見据えて自分がどうなりたいかといった転職活動をすることをオススメします。
そのあたりは、コンサルタントの方とご相談してみてくださいね。色々な提案をしていただけると思います。
とても明るく、元気なTさん。異業種、管理薬剤師、エリアマネージャー等、色々な経験をされていた分、転職活動の時には、今までと比較して悩まれる部分も大きかったかと思います。ただ、自分自身の希望だけでなく、市場のニーズまで考えられて活動をし、その上での転職軸に沿って決めた結果、現在は会社のモデル店舗のムードメーカーとしてご活躍されています。これからも仕事にプライベートに是非頑張っていってください!!
ここには書ききれない、採用担当者のいわば「ホンネ」を特別レポートにまとめました。
面接の場で採用担当者はどんな点を見ているのか? どんなことを知りたいのか?
今なら無料でダウンロードが可能ですので、面接前に特別レポートを、ぜひご一読ください。