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第9回 株式会社メディカルライン 地家俊博氏にインタビュー
   

http://www.medicalline.co.jp/index.html

専務取締役
地家 俊博

にお話を聞かせていただきました
  調剤薬局やドラッグストアで勤務されている薬剤師さんなら、患者様のために、「もっと詳細な、最新の医薬品情報を知りたい!」という場面も多いかと思います。今どきはインターネットで調べる、という方も多いのではないでしょうか。そんな医薬品の最新の「情報」を専門的に取り扱うユニークなお仕事があります。大手製薬企業のDI業務を受託している、アウトソーシングカンパニー「株式会社メディカルライン」です。今回は、薬剤師さんの新たな活躍のフィールドを提供する「メディカルライン」専務取締役の地家俊博様のお話を伺いました。
Staff 御社のビジネスの中心である、製薬企業のDI業務のアウトソーシング事業についての構想は、どのような形で生まれ、スタートされたのでしょうか?
御社の沿革を教えてください。
Voice
社長の西塚は中堅のコールセンターを運営していましたが、コールセンター事業には大きな投資が必要なため、大手との競争の中、新たなビジネスモデルを模索していました。

その際に
@自動化が難しく
Aオペレーターの高い専門性が求められる分野に特化する

という観点で、「アポプラスステーション株式会社」のメディカルライン事業部として医療系のコールセンターを立ち上げることになったのです。
製薬会社は非常に保守的な業界として知られていますが、「アポプラス」が培ってきたCSO事業の実績と信頼関係は、ビジネスのスタート時点では有利であったと思います。西塚のコールセンターのノウハウとビジネスモデルが、アポプラスの中に入ることによって融合し、医療系に特化したDI業務を中心とするアウトソースビジネスをスタートいたしました。
2006年9月に、「アポプラスステーション株式会社」から分社独立し、「株式会社メディカルライン」として事業を行っています。
Staff 御社で薬剤師さんが担う「DIコミュニケーター」とは、どんなお仕事ですか?
Voice
簡単に言えば、主に電話を使って、医薬品の学術・DI情報を提供するお仕事です。
弊社は主に大手医療用医薬品メーカーのDI業務を受託しております。
池袋のコールセンターで行っているプロジェクトもありますし、メーカーに駐在して業務を行う場合もあります。
受託企業の医薬品に関して、Dr、薬剤師、MR、MS、などからの問合せに対応いたします。またはエンドユーザーからの問い合わせに対応するプロジェクトもあります。
いずれの場合も、クライアントである製薬企業の「顔」となりますので、プロフェッショナルであることが求められます。
Staff クライアントとなる製薬会社から、御社の業務に求められるものは何でしょうか?
Voice
クライアントによって受託している業務の範疇は異なりますが、アウトソースのメリットを最大限活かして頂ける様なコンサルテーションを行っています。例えば、単純にDI業務をアウトソースするだけでなく、分析を行う、バックオフィスの機能を担う、またMR支援といった面もあると思います。
また、時代の変化に伴い、休日や夜間のお客様対応を請け負って、よりクライアントの顧客を満足させるというニーズもあります。
 
Staff DIコミュニケーターとして求められる基本的な能力、素養、向いている人は?
Voice
本当に向いていない方、というのは非常に少ないですよ。あまり話し上手ではないという方でも、入社時にコミュニケーションスキルアップ研修を受けて頂くので、意欲があれば大丈夫です。
DI業務に関心がある方、失敗を次に繋げていける方、そして何よりもやる気!!がある人が向いている人だと思っています。
Staff 臨床現場出身の薬剤師の方は、その経験をどのように活かす事ができますか?
Voice
やはり、医薬品に関して多くの品目の知識を持っていることは、バックボーンとして活かす事ができます。
Staff 御社で就業するメリットは?
Voice
調剤薬局や病院出身の薬剤師の方で、弊社で活躍しているDIコミュニケーターからは「今まで調剤で触れてきた処方箋の意味がわかった、やってきた仕事の意味がわかった、」という声が多いです。
また、常に最新の医薬品情報に触れることができます。
そして、薬学部で学んだ知識、資格取得の為に得た知識を、仕事として活用できることは有意義だと思います。
薬剤師として、専門知識を情報提供できるという、現代社会に即した形で職能を発揮できるとも言えますね。
また、比較的残業が少なく、良好なオフィス環境で、座ってできる仕事ですので、調剤薬局などと比べると体力的にラクな面もあると思います。
Staff キャリアパスについてお聞かせ下さい。
Voice
DIコミュニケーターとして一人前になってからの方向性は、大きく二つあります。
一つはスーパーバイザー(SV)など管理者をめざす方向です。
SVは業務知識は勿論ですが、メンバーの管理やモチベーションの維持、またクライアント対応なども含みますので、やりがいのある立場です。
もう一つは、専門スタッフとして進む道です。
自分の担当企業・領域を極めて高度な対応を担うスタッフとなる、または次のプロジェクトへ移り対応領域を広げていく、または将来は新人研修などを担当するということもあり得ます。
もうひとつ、第三の選択として「プライベート重視」もありますよ。(笑)
残業が少なく、オンオフの切り替えがしやすい仕事ですので、主婦の方や趣味を極める方などは第三の道を選ぶようです、それはそれでお奨めですね。
Staff DIコミュニケーターの平均年齢、男女、人数について教えてください。
Voice
平均年齢は32才です。
現在、72名の薬剤師の方が在籍しており、男性6名、女性66名です。
 
Staff 教育研修システムについて教えてください。
Voice
教育研修グループに専任で3名の担当者がいます。
入社時には、コミュニケーション担当が、コミュニケーターとしてのサービス、マナーなどの研修を行います。
また、専門領域別に、MR研修などの経験を持つものが研修を行います。また、プロジェクトごとに現場でSVが指導研修を行っています。
高いスキルを持つコミュニケーター育成の為、内容的にも時間的にも十分な研修を行っていると自負しています。
目安としては半年くらいで何とか一人前になりますね。
Staff 面接では主に何を見ていますか?
Voice
やはり「意欲」「やる気」を見ています。面接という場で、緊張されている方もいれば、リラックスしている方もおり様々ですが、そういったその方の精神状態よりも、就業意欲と志望動機を重視しています。
ダメな人は、人の話を聞かない人ですね。
最後まで言い終わらないうちに、自分が話し始めてしまう人は厳しいです。
また、過去の職歴をきちんと説明できるかどうかも見ています。
やはり、弊社は情報の取得と伝達という仕事ですので、そのあたりは意識しています。
Staff 最後に、これから転職を考えている方へ、メッセージをお願い致します。
Voice
これから、医薬品登録販売士や6年制薬剤師の出現により、薬剤師の方もキャリアについて考える時期に来ていると思います。
また、製薬業界も弊社のようなDI業務のように、CSO、CROといったアウトソースが進んでいます。
かつての、病院か薬局かドラッグストアか、といった時代から薬剤師の選択肢は増えていきます。
その中で、弊社に入社する、しない、に関わらず、薬剤師の方が職業人としてキャリアを作っていくうえで、視野を広げる意味で弊社を知っていただきたい、と思っています。
Staff Voice
「メディカルライン」では毎年、家族や恋人も一緒に参加できるクリスマスパーティーを行っているそうです。
ゲームやビンゴなどで盛り上がるとか。また、日頃は各プロジェクト毎にお仕事をしていますが、年2回の全員出社日にて、20年ぶりの大学の同級生と再会した!という方もいるそうです。
これから益々の発展が期待される「メディカルライン」社、あらたなキャリアを目指す薬剤師の方にお奨めの企業です!!
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